桜塚やっくんの事故死により、高速道路で車外に出る危険性が改めて注目されている昨今。一歩間違えれば大惨事という事件が、先週テキサス州ヒューストンで発生しました。運転中の母親(34歳)が口論になった息子(10歳)を高速に置き去りにし、徒歩で帰宅するように命じたのです。
FOX Newsによると、車内での言い争いでイライラが頂点に達したアンジェラ・ガルシア容疑者は、インターステート45号線に息子を残し、そのまま走り去ったとのこと。子どもが高速を歩いている異様な光景を目撃した人の通報により、子どもは無事に保護されました。
高速道路の路肩という危険地帯を15分歩かされた子どもですが、保護当時(20時30分頃)はとっくに日が落ち、見通しが相当悪かったそうです。警察関係者は「45号線は交通量が多く、先月も多くの死亡事故が起きていた。子どもは本当に危なかった」と当時の状況を語っています。
「行き過ぎた罰」を与えたガルシア容疑者は、逆に「保護責任者遺棄の罪で逮捕」という形で罰せられ、地元の拘置所に送られました。事件後、息子と車に同乗していた兄弟は、無事に父親の元に返されたとのこと。それぞれはいったい何を思っているのでしょうか。
画像: 事件を伝えるFOX Newsのキャプチャ
http://www.foxnews.com/us/2013/10/09/texas-boy-10-ordered-to-walk-on-freeway-as-punishment/[リンク]
※この記事はガジェ通ウェブライターの「綾瀬 新」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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