マンガの単行本にも高速リリースサイクルを導入してはどうか

今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

■マンガの単行本にも高速リリースサイクルを導入してはどうか
俺が読んでいるマンガはそんなに数が多くないのだが、そういうマンガに限って、休載が多い。真面目に描かんかいっ!

ということで漫画界にも高速リリースサイクルを導入してはどうか。高速リリースサイクルというのはGoogleがChromeの開発で導入したスタイル。あとにfirefoxなども導入している。

それまでソフトウェアは、一定の改良成果が上がったらあらなたバージョンをリリースするスタイルだった。1年に1回とかそんなペースが多かったと思う。Googleはそれを根底から変えた。リリース間隔を最初に決めてしまう。Chromeの場合6週間ごとに、自動的に(強制的に)新バージョンがリリースされる。間隔が優先であって内容はその時点でできたもの。

つまり、

従来

改良内容を決める→必要な期間を決める。

だいたい1年に1回とか比較的長期の目標。

高速リリースサイクル

リリース間隔を決める→それに間に合う内容を決める。

6週間(1.5ヶ月)に1回とか、小さな修正を積み上げていく。

こんな感じ。これによって改良の頻度が飛躍的に上がった。

   *   *   *

マンガにもこれを導入するのだ。単行本の発行間隔を最初に決めてしまう。休載しようがとにかく時期が来たら単行本が出される。足りない分は白紙のページになる。休載が多い作品はもしかしたら全ページ白紙の単行本もあるかもしれない。ガラスの仮面などは、なん10巻も白紙の単行本が続くことだろう。

もちろん発行された単行本は作者のもとにも送り届けられる。全ページ白紙の単行本も送り届けられる。これがおまえの作品だ!と。編集者が1ページ1ページめくって作者に読ませるサービスをしてもいいだろう。

結論は、さっさと描け!ということ。

執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2013年10月02日時点のものです。

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