新海誠氏の短編アニメーション『だれかのまなざし』、ついに無料全編公開！

●新海誠氏の新作、ついにYoutubeで無料全編公開
『秒速5メートル』、『言の葉の庭』でお馴染みの新海誠氏の短編アニメーション、『だれかのまなざし』が、満を持してYoutubeで無料全編公開されました。

新海氏本人による脚本・絵コンテ・演出・監督に加え、スタッフ陣も氏の過去作を手がけた方揃い。

期待するなって方が無理ですよね。

●近未来、冬、そしてナレーション！
舞台は近未来の冬。
一人暮らしのOLが、電車に揺られて自宅に帰るところから話が始まります。

ワクワクするような近未来的電子機器感、ひと目で冬と分かるような美しい色彩、平野文氏の心地よいナレーション、カメラと人物との気絶妙な距離感…。
無差別涙腺破壊兵器とでも言うべき、素晴らしい完成度の映像が次から次へと目に飛び込んで来ます。
6分40秒という短いアニメーションではありますが、それ以上に時を感じさせない、素晴らしい作品です。

●その内容にも、公開手法にも、賞賛の声
この短編アニメーションは、実は以前から公開されていました。
2013年2月に行われた野村不動産グループの『プラウドボックス感謝祭』で限定上映され、同年5月公開の同氏の映画『言の葉の庭』では同時上映されています。
そして、ここにきてYoutubeのプラウドチャンネルにおいて無料全編公開の運びとなったというわけです。

ともすると日本企業は「Youtubeの使い方が下手だ」と揶揄されることが多かったように思います。

けれども、今回の『プラウド』ブランドの宣伝手法については、当然のことながらその内容の面白さと共に、賞賛する声が多く見受けられました。

『プラウド』ブランドの宣伝ではある。けれども、見た後にはしっかりと「家族」について、「家」について考えさせられる。

コマーシャルに特化していない「作品」をYoutubeで公開する野村不動産の宣伝戦略、なかなか粋ではありませんか？

画像はhttp://shinkaimakoto.jp/manazashiより抜粋

動画はhttps://www.youtube.com/user/PROUDCHANNEL?feature=watchより引用

※この記事はガジェ通ウェブライターの「写楽斎ジョニー」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか？

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