山本一太大臣会見(2013年7月26日)

2013年7月9日10時45分頃、中央合同庁舎第4号館で開かれた山本一太内閣府特命担当大臣の記者会見で、知的財産戦略・科学技術政策に関わる特区についてと、テレビ東京の選挙特番に出演した際のことを質問することができました。ここではその部分を抜粋して紹介します。

※詳細な大臣発言・質問・議事録は、後日発表となります内閣府ホームページ(記者会見要旨)にてご確認下さい。

●特区政策、テレビ東京選挙特番に関する質問(抜粋)

ふじいりょう:政府内で国家戦略特区の検討をされるという報道があったのでお聞きします。各自治体からの要望もあってだと思いますが、知財政策や科学技術政策の分野でも新たな特区の構想を検討されるのかどうか、札幌のコンテンツ特区もありますので、今後の方針について大臣ご自身のどのようなご見解なのかお願いします。  

山本大臣:釈迦に説法でご存知だと思うのですけれど、特区自体については私の担当ではないので、あまり具体的なことは申し上げられませんけれども。今いろいろな中身を練っていると。まだ詳細にまでは詰まっていないと思います。これについてもいろいろな考え方があるので、だんだん収斂していくのだと思いますが、いろいろな地域から多分いろいろな構想が上がってきているので、これからきちっとどういう形にするのか方向付けていくという、今はそういう段階なんじゃないかと思います。

ふじいりょう:別件で恐縮なのですが、先日テレビ東京の池上彰さんの選挙特番に大臣が出演なさっていました。その時に特命担当として「あと2つほどありますが」ということで挙げられていなかったと思います。そこに関心のある方もいらっしゃるみたいなので、そこのところもお聞かせ頂ければと思います。

山本大臣:全部言うのは混乱すると思ったので。とにかく池上さんの主旨は「いっぱい担当しているのですね」とおしゃっていた話だったので、全部はそこで申し上げなかったので。もちろん記憶していますが。あの時にちょっとよく記憶していませんが、遺棄化学兵器とか原子力委員会とかはこんど見直し立てますけれども、そこらへんのところは言わなかった記憶があります。あとはこの間申し上げました通り、たとえば沖縄振興、北方領土問題、科学技術政策、IT、宇宙、海洋、領土問題、知財ぐらいまでは言ったような気がしますけれど。あとは遺棄化学兵器とか原子力委員会については、全部言うのもあれかなと思ったので、その2つくらいは確か言及しなかった気がします。

●特区構想は地方自治体からの提案待ち

参議院選挙が終わり政策協議が本格化している中、雇用規制を緩和するなどの国家戦略特区の検討が報道されました。ITや科学技術政策に関係する特区構想について、山本大臣は「まだ詳細は詰まっていない」としており提案待ちという姿勢をにじませました。特区構想は政治主導が求められるところなので、消極的な姿勢が今後の議論の停滞につながらないか心配されます。

なお、会見冒頭では着用しているシャツがかりゆしウェアであることを強調していました。沖縄振興担当としてのアピールに関しては余念がないといえるのではないでしょうか。

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