LiSA

LiSA。岐阜県出身、6月24日生まれ。

在学中よりバンド活動を開始し、2008年より東京に拠点を移し自身の音楽活動を続ける中、

2010年春より放送されたTVアニメ「Angel Beats!」の劇中バンド「Girls Dead Monster(通称:ガルデモ)」の2代目ボーカル・ユイ役の歌い手に抜擢され、ガルデモ名義で発売のシングル・アルバムランキングは全てオリコン上位に入るなど人気を集めた。

その後、2011年春にソロデビューミニアルバム「Letters to U」をリリースし、全国ライブハウスツアーを敢行。

'11年秋より放送したTVアニメ「Fate/Zero」では1stシーズンのOPテーマを担当し、'12年夏にはTVアニメ「ソードアート・オンライン」のOPテーマ「crossing field」をリリース。

現在海外でのライブ展開も精力的に行っており、LiSA本人の持つキャラクター性と観客と一体になるライブパフォーマンスは圧巻で、今最も目が離せないアーティストである。

今回は7月7日ANIMAXにて放送される『STUDO MUSIX』に出演することになったLiSAさんに新曲『träumerei』にまつわるエピソードを伺った。7月の『STUDIO MUSIX』は、LiSAさんのほか、全日本アニソングランプリでグランプリに輝いた岡本菜摘さんをゲストに迎えるほか、ANIMAX開局15周年記念企画May'n×喜屋武ちあき×LiSAという注目のスペシャルライブが行われる。

――新曲はどういう曲なのでしょうか?
LiSA:今回は『幻影ヲ駆ケル太陽』のオープニングです。物語の中でそれぞれのキャラクターが自分の宿命と向き合って、運命を選択して自分の中の弱さを振り払って強く生きていこうという歌なんですけど、オープニングとしてのメッセージと、私自身が何かをやるときに自分の中の守りたい何かだったり、何かになりたいけどやらなくちゃいけないことだったり、そういうときに自分の弱い心を振り払って強くなりたいんだっていう気持ちを歌った歌です。

――『Angel Beats!』以来のオリジナルアニメの曲ですが原作つきのものとの違いはありますか?
LiSA:『Angel Beats!』がアニメと関わった最初の作品なので、私にとっては作品を原作で渡されるか、台本で渡されるかという違いしかありません。原作があるものは背景も一緒に言葉としてイメージがしやすいように綴られているのですが、オリジナルアニメは台本なので、ひとりひとりのセリフが書いてあるだけで、その中で自分のイメージをふくらませるというところでは少し違うかなって思います。

――前回のMVはパンダが印象的でかわいい感じでしたが、今回はどういった感じなのでしょうか?
LiSA:今回は、赤と黒と緑という強い色3つが重なったイメージです。暗いイメージのところからはじまって、そこから毒々しい赤と緑と黒が出てきて、っていう感じで。自分の中の弱さを振り払って行く中で自分自身の中で葛藤して、強い気持ちがすごく重なって、それを振り払って強くなるんだ!っていうイメージなので強い色がいっぱい入っています。

――振り払って強くなる、前向きなMVなのでしょうか?
LiSA:でも結局は自分の中で向き合わなくちゃいけない現実と向き合って自分の中の強さを目覚めさせているというイメージなので、ハッピーなところにはたどり着かないんですよ。だけど自分の中の強さが芽生えた時に力強くなれる感じです。なので、自分の中の弱さを振り払って強くならなくちゃっていう意味では今回はすごく切なさや強さが一緒になっている場面が結構多いんじゃないかなと思います。

――先ほどから“強さ”と“弱さ”がよく出てきていますが、LiSAさんの弱さや克服したい部分はありますか?
LiSA:克服したい食べ物なら魚介類です(笑)それはともかく、克服したいっていうわけじゃないですけど、自分が強くなれる瞬間がデート(LiVE)なんです。LiVE前ってすごく緊張するんですけど、その緊張の先にみんなが待っている感じというか、みんなと作る時間はすごく好きなんです。だから、本当はすごく怖いんだけど、その時間を作りたい気持ちは自分自身すごく強くて、その怖いっていう気持ちよりもみんなと楽しい時間を過ごしたいっていうほうが強いので、そういうときに「ビビってちゃダメだ!」「よっしゃ!」ってステージに立つ感じと先ほどのMVのイメージはすごく似ているな、と思います。克服したいわけではないですけど、そういうイメージです。

――ライブ前の心境とリンクしている曲なんですか?
LiSA:自分自身の気持ちとしては、どちらかというとLiVEに向かうという心境ではあるんですが、せっぱつまってLiVEをしているわけではないんです。本当にLiVEに向かうまでの間というか、LiVEが始まったらそこからは全力で楽しいんですけど、LiVEが始まるまでの自分の中での葛藤というか、逃げたいでもやらなくちゃみたいなところではすごく似ているかもしれないです。

――曲の名前のträumerei(トロイメライ)が夢とか夢見心地という意味ですが、LiSAさん自身の夢、今後の目標を教えていただけますか。
LiSA:やってみたいこととか、立ってみたいステージはすごくたくさんあります。私自身が歌を歌う意味として、誰かの明日が楽しくなれるような、今日が最高だって言えるような理由になればとおもって歌を歌っているので、自分自身が今日一日を、みんなの今日一日をもっと楽しく出来る人になりたいなと思っています。

――ちなみに、最近見た夢で覚えているものがあれば教えてください。
LiSA:夢って起きたら忘れちゃいません?(笑)でも、すっごくよく観る夢は、ライブで歌詞が出てこない夢です。あと、何も練習していないのにステージに立ってて、ダンスをやっているんですけど、何故か突然ステージに立たされて「え、振りわかんないんだけど!」ってなる夢はよく見ます(笑)

――実際にそういう風になったことがあるんですか?
LiSA:ないです(笑)

――アニメのタイトルと曲のタイトルで重なる部分はありますか?
LiSA:『幻影ヲ駆ケル太陽』というお話が、異次元の世界で戦う感じで、トロイメライっていうのが夢見心地という意味なので、自分が強くなって変身して何かを倒したりする、現実の世界とは少し違う場所で戦っている感じは似ていると思います。その時の心境として自分がそういう宿命で、魔法少女にならなくちゃ、自分がこの世界を救わなくちゃ、誰かのために戦わなくちゃ、という気持ちを歌っているので、そういう意味での物語とトロイメライっていう意味ではすごくリンクしていると思います。

――ブログを毎日書かれていますけど続けられている理由を教えて下さい。
LiSA:正直、今日もうムリ!って思う日もたくさんあります。でも、「今日」みんなの何かになりたいなって思っているので、自分自身が毎日ブログを書くことによって「今日もLiSAのブログが見れた!やったー!」とか、「今日はLiSAがこういうものを食べたんだ、じゃあ自分も明日は同じものを食べてみよう!」とか、自分や誰かの明日がワクワク出来る理由になれたらいいなと思っています。そうやって自分が自分自身だけじゃなくて誰かの何かになれているかもしれないって思うとやっぱり毎日書きたいなって思う気持ちのほうが強いので、短くても毎日書こうかなって思っています。

――最後に今後の予定についてお願いします。
LiSA:8月7日に、7月から放送されるアニメ『幻影ヲ駆ケル太陽』のオープニングテーマ『traumerei』が発売されます。そして年明け1月3日に、日本武道館でのワンマンライブが決定しました!ワンマンライブに向けて色々な発表もしていきますので、ぜひオフィシャルサイトをチェックしてください!

――それではありがとうございました。
LiSA:ありがとうございました。ばいちっ。

LiSA公式サイト
http://www.lxixsxa.com/

LiSA公式ブログ
http://ameblo.jp/lxixsxa/

STUDIO MUSIX公式サイト
http://www.animax.co.jp/special/studiomusix/

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