いま国内販売台数だけで1000万台を突破した任天堂の携帯ハード『ニンテンドー3DS』。良作タイトルも揃ってきているが、発売当初から評判が良かったわけでは無い。発売された当時は2万5000円という価格設定とソフト不足に悩まされ、ネットユーザーの間で「失敗」とまで言われていた。またネットユーザーだけでなく各大手メディアもネガティブな記事を掲載していたほか、ゲームブロガーも同様にネガティブ記事を多数掲載していた。
しかし『ニンテンドー3DS』は同年8月11日に1万5000円に価格改定を行い、10月には日本での販売台数も10万台を突破。その後は『マリオカート7』『モンスターハンター3G』などミリオンタイトルにも恵まれハードを牽引する形となった。その他にも数々のタイトルが発売され1000万台を突破。こんな『ニンテンドー3DS』だが、当時のネットユーザーの反応はどうだったのだろうか? 気になる人もいるのではないだろうか。当時の投稿を見つけることができたので、ご覧頂きたい。
・久々の外れ商品ですからね。目の錯覚を利用するだけの「3Dもどき」は売れない
・ニンテンドー3DSが1万円値下げ。でも、売れないだろうな…
・ニンテンドー3DS思った以上に売り上げ伸びてないんだなぁ 8/11から25000円→15000円ですか・・・とりあえずハード普及させないとソフトも売れないから仕方ないねー
・ニンテンドー3DSが値下げだと。ま、売れないと思うが。 ゲームをリアルに近づける手段としての3Dなら不要だ。ゲームはリアルにしたらダメなのだ。
などの書き込みがTwitterに投稿されている。上記の投稿では「値下げしても売れない」という見方がなされているが、値下げ後は『ニンテンドー3DS』の販売台数には勢いが付き、更にソフトにも恵まれたことからヒット商品となった。
このようにゲームハードは発売当時からロケットスタートする事は希である。あのファミリーコンピュータでさえ、世間が食いついたのは『スーパーマリオブラザーズ』が発売した頃。発売されたばかりの『WiiU』も同様にキラータイトルを次々と投下してくることだろう。
もちろん『PS VITA』もソフトや値段次第では売れる可能性も十分あるのだ。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。
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