6月27日、栄えある“ブラック企業”のナンバーワンを決定する『第2回ブラック企業大賞2013』のノミネート企業が発表された。
昨年の第一回の大賞は“東京電力”が選ばれたが、事前に行われたウェブのアンケートでは“ワタミフードサービス”が50%近くを獲得するという圧倒的な強さであり、会場の投票でも1位はワタミだった。それゆえ、ワタミが大賞を逃したことに対して釈然としなかったネットユーザーも多かったようだ。
公式サイトによれば
ブラック企業とは(1) 労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いている企業
(2) パワーハラスメントなどの暴力的強制を常套手段として従業員に強いる体質を持つ企業や法人(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)
(3) また環境破壊や事業所の周辺環境や地元地域社会への配慮・貢献、消費者のニーズ・アフターケアに対する考慮が薄い企業なども含まれる場合がある。
とのこと。確かに環境破壊という点においては、東京電力以上に現在の日本の環境を破壊している企業はないかもしれないが……。
さて、今年ノミネートされたのは、昨年惜しくも大賞を逃したワタミフードサービスをはじめ、クロスカンパニー、ベネッセコーポレーション、サン・チャレンジ(ステーキのくいしんぼ)、西濃運輸、東急ハンズ、東北大学の8つ。やはり今年も、ワタミはウェブ投票で圧倒しそうな雰囲気である。ユニクロでおなじみファーストリテイリングのノミネートがあれば、少しは状況が違ったかもしれない。
7月5日には阿佐ヶ谷ロフトAで『2013年度ノミネートブラック企業を徹底的に解剖する!!』と題したプレイベントが開かれ、大賞の発表は8月11日。
※画像は『ブラック企業大賞』ホームページより引用
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