●『マジック:ザ・ギャザリング』って?
『マジック:ザ・ギャザリング』(以下MTG)とはアメリカ発祥の昔からあるカードゲームの一種で「世界で一番有名なカードゲーム」と言われています。
その歴史は長く、今年でちょうど20周年を迎えます!
●『MTG』って難しそう・・・・
他のカードゲームに比べてルールが難しく、イラストも洋ゲーみたいで興味があっても実際にプレイするにはちょっと敷居が高そうに見える『MTG』。
しかしこれは大きな間違い。
ルールに関して言えば、20年の歳月をかけて明確に細部まで作りこまれているため、「覚えやすく始めやすい」と言えると思います。
イラストも派手さは多少他のゲームと比べれば控えめですが、綺麗に描かれた呪文やモンスターはリアルに描かれています。
カードごとにストーリーもあり、この20年間すべてのカードが一つの物語に沿って作られています。
映画で言うと『ハリーポッター』や『ナルニア国物語』、ゲームで言えば『ザ・エルダースクロールズ』(スカイリムやオブリビオン)のようなファンタジー系のストーリーなので、これらが好きならきっと気に入るでしょう。
さらに言えば他のゲームと違い、「値段の高いカード=強いカード」ではありません。
どのカードも必要な人には必要な「使えるカード」であり、「高いカード」は必ずしも必要ではありません。
●やってみたいけど、周りで誰もやっていない。
そんな人はまず『iPad』や『PS3』などで配信中の無料のアプリ『デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013』をやってみてください。
ルールを覚えるのにも練習にもピッタリな本格的デジタルゲームです。
実際にアメリカではこのゲームから『MTG』を始める入門用ゲームとして多くの人にプレイされています。
アメリカでは最初はデジタルゲームで遊び、カードゲームは大きくなってから始める方が多いそうです。
日本は少し前まで先にカードゲームで遊んでいて、大きくなるにつれデジタルゲームに移行していく構造でしたが、近年は『iPad』などタブレット端末の普及でデジタルゲームからゲームを始めるようになりつつあるようです。
また『デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2014』から『Android』搭載タブレットにも対応していく予定です。
●ルールはわかった! でもどれから買えばいいの?
まずお近くにカードゲームショップがあればそこで店員さんに尋ねるのがいいかもしれませんし、すでに始めている友達がいればアドバイスしてもらいましょう!(案外言ってないだけでやってる人って結構いますよ。)
後はショップで『リミテッド構築戦』が行われていたら参加してみましょう。
これは簡単言うと「その場で開けたカードでデッキを作って対戦するルール」です。(厳密に言うとシールド戦やドラフト戦などあります。)
もし今あなたがデッキがなくても、カードを全然持っていなくても大丈夫。その場で参加者全員が0からデッキを作るのでデッキを作るスキルも上がりますしそこで手に入れたカードを使ってこれからも遊べます。
●大会などはどんなものがあるの?
大規模な大会は主に3種類。「プロツアー、グランプリ、ワールドカップ」があります。このうち「ワールドカップ」に関しては予選から招待制なのですぐに参加は難しいです。
しかし「プロツアー」予選、「グランプリ」予選と本選は特に制限なく参加可能ですので自身がついてきたら挑戦してみるのもいいですね!
ちなみにグランプリは大会と同時に『お祭り』みたいな意味合いもあり、大会以外のイベントもたくさんありますので是非遊びに行ってみてはどうでしょう。
今年の日本での開催は後二回あります。
日程
2013年8月24日-25日:グランプリ北九州
2013年11月23日-24日:グランプリ京都
しかも関係者の方からの話では「MTGは8月が誕生月なのでグランプリ北九州ではサプライズイベントを計画中です!」とのことです。
これは期待してしまいますね。
他にも各地のMTG取扱いゲームショップでは毎週イベントが開催されている所もありますので、近くにお店があれば対戦相手に困ることはありません。
是非この機会に『マジック:ザ・ギャザリング』の世界へ足を踏み入れてみてはいかがですか?
(画像は手持ちのカードの一部)
※この記事はガジェ通ウェブライターの「あすらん」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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