池袋駅

■混みまくる東京メトロ副都心線渋谷駅とモバイル通信トラフィック
先日、東京メトロ副都心線渋谷駅が、東急東横線と直通運転をするようになり、地上の民(JRユーザー)が
「学芸大方面とか、横浜方面へ行くのにいちいち地下深くまで潜るのは嫌だ!!」と憎悪に満ち溢れた恨みつらみが聞こえる一方、
古来からの丸ノ内線&副都心線ユーザーである自分はこの直通運転の有り難みを毎日身を持って体感しております。

また、最近東京メトロ全線でトンネル内でも電波が入るようになったため、通勤中にTwitterやり放題で通勤時間を満喫しております。

しかし、直通運転開始からしばらく経って、便利になったはずの副都心線ユーザーをも悩ませるある1つの問題がありました。それは……"トラフィックの増大"

急激に人が増えた副都心線渋谷駅は、同時にスマートフォンの局所的なトラフィックの急増を招いており、ラッシュアワーの渋谷駅はほとんどと言っていいほど「バリ5なのに何故か3G通信が不通」という状況に陥っています。

(自分はSoftbankのiPhone4Sユーザーなので、auとか、ドコモとか、LTEといったそのへんの事情はわかりませんが、少なくとも自分の環境では渋谷駅でそうなります)

こういった問題を解消する1つの方法として、携帯電話キャリア各社は、独自の無線LANアクセスポイントを各駅に設置して負荷の分散を行なっていますが、やはり時折不安定になるため、積極的に使っている人は少ないかと思われます。

そんなこんなで、今日も仕事を終えて家に向かっていると、渋谷駅で『Metro_Free_Wi-Fi』という名前のアクセスポイントを見つけました。どうやらこれは、『東京メトロ』と『NTTブロードバンド・プラットフォーム』が協力して4月1日から開始したらしい公衆無線LANサービスなようです。

興味本位で繋いでみて、

使ってみたのですがなかなか良い感じだったので、以下に詳しく書いてみました。

 

■東京メトロがいつの間にか公衆無線LANをやっていたので
使ってみたよ

IMG_1518.png

●『MANTA』の使い方
最近、『7SPOT』等、無料で利用できる公衆無線LANサービスが徐々に流行ってきていますが、
『MANTA』も東京メトロの駅で同じように"1日15分×5回無料"で無線LANを使用することができます。

ちなみに、なぜ『MANTA』なのかというと、"MetroAmusementNetworkTrinityApp"の略だそうです。

 

●専用アプリをダウンロード
『iPhone』は
https://itunes.apple.com/ja/app/id601326337?mt=8から、

 

『Android』は

market://details?id=jp.tokyometro.mantaからアプリをダウンロードします。(※http://wifine.jp/tokyometro/からもいけます)

 

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●"Metro_Free_Wi-Fi"へ接続
IMG_1517.png

ちなみに、当然ですがこのアクセスポイントは暗号化されていないのでそのリスクを理解した上でご利用くださいませ。

 

●ブラウザを開いて、画面にしたがって登録
IMG_1518.png

●登録完了したら、『MANTA』を起動!
IMG_1521.pngIMG_1520.png今いる駅の時刻表や駅構内図、その他運行情報などが見れます。便利ー。

 

IMG_1522.png乗車位置も見れるので、わざわざホームで青い看板を探す必要が無くなります。

とはいっても、このへんの情報は既にAppStoreで『メトロタッチ』とか『東京メトロ』で検索すると公式のアプリがあるのですが。

 

●インターネットを使う場合、『無料インターネット』をタップして利用開始
IMG_1523.png1日5回、各15分利用可能。

無線LAN回線のみのタブレット端末とかを持ち込んで、駅の待ち時間の暇つぶしとかにもいいかもしれないですね。

 

IMG_1524.png無事、Googleまでたどりつけました。

 

■公衆無線LAN、これからいろんな場所で広まってくれると超ウレシイ!
 

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photo by Cory M. Grenier

 

つい最近まで、家の外での無線LANは、喫茶店等でアクセスポイントを提供していても、だいたいどこかのプロバイダと契約しなきゃいけなかったり、その場所独自のアクセスポイントだとしても、極端に接続が不安定だったりと、なかなか外で端末を持ちだしてネットをやる、といったことができなかったと思います。

しかし、こんにち『7SPOT』や今回の『MANTA』等、"簡単な登録で" "お手軽に" "そして無料で"利用できる公衆無線LANサービスが急激に増えてきています。

恐らく、様々な企業がこのような公衆無線LANサービスに手を出し始めているのは、"急激なスマートフォンの普及"と回線の高速化による"トラフィックの増大"と、それに対する"負荷分散に対する需要"の高まり、そしてサービス提供側が利用者の端末へ広告や情報を提供することができるという旨味に目をつけたからでしょう。

こういった取り組みは、プロモーションを行える企業と、快適なインターネット環境を利用できる我々利用者は勿論ですが、例えば海外から来たためインターネット回線が一切使えない状況にある旅行者にもメリットがあります。

旅先で困る外国人旅行者への強力な援助にもなり、多くのメリットが期待されます。

 

これから徐々にこういった無料で使える無線LANアクセスポイントが増えることで、より快適な情報社会になると嬉しいなあ…と帰り際に思ったのでした。

※この記事はガジェ通ウェブライターの「ZUN.jp」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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