体罰にもしてきたのに理由はある。例えば軍隊なら、それが効率的だからなどだな（言い分を全部聞く時間がない、殴られるのも訓練の一環になるなど）。
子供の教育には、本当はしないほうがいいのだが、どうしてもしなければならない時もある。理屈でものを考えられない歳では、何を言ってもわからないことがあるからな。
しかしスポーツの体罰というのはどうもよくわからない。スポーツっていうのはそこまでするようなものなのか？人間の人生の様々な活動において、それほど重要でもないと思うんだが。
ちなみに他にも体罰は色々されてきたが、基本的に体罰というのはそれ以外で物事をスムーズに運べない思慮の足りない者のやり方だ。体罰は根本的解決策にはならない。受けたほうはそれが怖いとか痛いから嫌だって理由で言うことを聞くだけで、納得はしていない。子供への教育であれば、子供は理不尽に殴られるという歪んだ愛情で育つ。それが大人になってまともな人間にならないことも社会にいい影響を与えないことも言うまでもあるまい。
体罰はやむなく振るうものなのだ。他に解決手段がなく、でもなんとかしなきゃいけないから妥協して殴る。つまり初めから悪い事であると決まっている。体罰を肯定だの否定だの言っている者達はそれをわかっていない。論じる意味などないのだ。特に肯定派の者達、君達は物事のより良い解決法を探す努力を怠り、子供など身体的に自分達より弱いものを無暗に傷つけ、しかもそれを正そうとかけてくれた声をないがしろにしてきた。君達はその人生のおいてすでに報いを受けているだろうが、君達にも体罰被害者達にもこれ以上の不幸は必要ない。一刻も早く自分達が批判されているという現実に向き合いたまえ。本当はすぐに考えを改めよと言いたいところだが、君達にそれを求めてもまず無理だろうからな