先日EA（エレクトロニック・アーツ）からPC用新作ゲーム『SIMCITY（シムシティ）』が発売された。今回は素晴らしいグラフィックはもちろんのこと、ネットワーク機能を重視したゲーム構成など発売前から高い注目を浴びていた。
参考記事:【ソルのゲー評】『シムシティ（2013）』ベータを遊ぶ 見てるだけで楽しいグラフィック
3/8の発表では「初めの24時間で70万を超える都市が新しい『シムシティ』内において構築」されたという。しかしその大きい期待とサーバー負荷により、正式発売後はプレイ継続が非常に困難な状況が続いた。そのためかAmazonレビューでも158件中121件が★星ひとつだけという厳しい評価に至っている（2013/3/11現在）。
こうした事態を受け、EAではサーバーの復旧に注力。
9日には「サーバー容量を120％増強」し、「不具合が起きている確率も80％減少」させる。
そして本日、EAシニア・バイス・プレジデント兼Maxisスタジオ ジェネラル・マネージャー、ルーシー・ブラッドショーからプレイヤーに向けて最新の状況報告ならびにコメントが発表された。
以下、日本語公式サイトからの和訳を引用する。
シムシティ アップデート4Mar 11, 2013
プレイヤーのみなさんのアクセスは順調に回復し、ゲームプレイ時間は約800万時間にもなっています。そして、不具合が起きている確立（※編注・原文ママ）も発売日から見て約92％減少しております。
サーバー基本設計とレスポンスタイムを組み合わせた最適化を、増設したサーバーとオリジナルサーバーに導入し、クライアントの重要なアップデートを完了することによって、全世界のほぼ全てのユーザーがログインして街づくりとシェアリングを楽しめるようになっています。
この週末での完全復旧を目指しておりましたが、いくつかの問題が残っています。今日、明日と、このままサーバーが安定して稼働して、ゲームを楽しんでいただけているか、各サーバーとゲームプレイ状況を注意深くモニターしていきます。100％の完全復旧をお伝えするまでに、あと数日間、データを取らせてください。
皆様の理解とご協力には感謝してもしきれません。Maxisの代表として、今後も皆様の信頼と『シムシティ』シリーズに対する愛情を大切にしていきたいと思っている事をお伝えいたします。
本当に、本当にありがとうございます。
http://www.simcity.com/ja_JP/blog/article/simcity-update-4-jp
これによれば、わずか3日でほぼすべての復旧を行ったことになる。しかしながら、100%の復旧までには至っていないため、今現在も作業継続中らしい。人気タイトルだけに期待がかかるところだ。
余談ではあるが、既にタイトルを購入し、アクティベートを済ませているユーザーに対しては「EAのPCデジタル ダウンロード ゲームラインアップから1本無料で提供」される予定とのこと。
※画像は『SIMCITY』公式サイトより引用
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