あのリンカーン大統領が「昼は大統領、夜はハンター」だったという衝撃の内容で話題の映画『リンカーン / 秘密の書』。大きな斧を振り回し、ヴァンパイアと闘うリンカーン。歴史上の人物をモチーフにした作品は数あれど、ここまでトンデモ設定だと逆に清々しい! でも、こんなに振り切った設定の映画、リンカーン本人はどう思ってるんでしょう?
「リンカーンさん、この映画ぶっちゃけどうっすか?」という事で、秋も深まった30日の夜、都内某所にリンカーンが降霊。“イタコ”高野モナミさんの身体と声を借りて、リンカーン大統領が現れたんです。目の前で降霊の瞬間を見ていた筆者。大迫力に結構ビビりました。ありのまま昨夜起こった事を話すぜ!
●そもそも“イタコ”って?
イタコとは、死者・行方不明者の霊などを自身に乗り移らせてその言葉を語ることが出来る人のこと。日本の東北地方に多く存在する、信仰習俗上の職業です。高野モナミさんは、TV&雑誌など多方面で占術・霊占術・スピリチュアル・恋愛カウンセリングなどを行い、過去にはTV番組内でマリリン・モンローや織田信長などを降霊させた貴重な人物。
●降霊開始。ドキドキの瞬間
正座して呼吸を整え、数珠をすりあわせ、呪文を唱える高野さん。その刹那、バターン! と急に床に倒れこみ、動かなくなってしまいます。司会者が「……高野さん? 高野さん?」と声をかけても反応無し。
「リンカーンさん……リンカーンさんですか?」と恐る恐る尋ねると、身体をビクビクと震わせ、ゆっくりと立ち上がります。
●リンカーンが現世に舞い降りた!
堂々とした振る舞いながら、司会者の質問に「よく聞こえない……」「何の御用で皆さんいらっしゃったんでしょうか?」と戸惑い気味のリンカーン。確かに突然現世に呼び戻されたらビックリするのも当然です。
『リンカーン / 秘密の書』の公開を前に、この映画についてリンカーンのお言葉を聞きたいという趣旨を説明すると、静かにうなずくリンカーン。自身を主人公にした映画が作られたことに関しては「光栄です」と嬉しそう。いい人だ。
●で、本当に夜はハンターだったんですか?
映画の中では大きな斧を振り回し、ヴァンパイア達をバッサバッサと倒していくリンカーン。実際にそういったことをしていたんですか? と司会者が尋ねると「斧を磨く方の達人だよ。わっはっは」とはぐらかされ「斧を使うことに関しては自分の口からは言えないよ」と何とも大人な対応です。
その後、暗殺される直前のことについて質問すると、グッタリと床に倒れてしまいます。やはり触れられたくない出来事なのか。
●気になるアメリカ大統領選の行方は?
残り一週間と迫ったアメリカ大統領選について質問が及ぶと、「今日は映画のことについて聞きにきたのでは?」とやや不機嫌そう。司会者がさらに「では今の深刻な世界情勢については……」と食い下がると、再びバターン! と床に倒れこみ、意識を失ってしまいます。ちなみにこの時、数珠が筆者の足元に飛んで来てめちゃくちゃ驚きました。
●無念。リンカーンは帰ってしまわれた
聞きたくないことを連続で聞かれたからなのか、リンカーンは突然高野さんの身体から出ていってしまった。高野さんによると一日一回しか降霊は出来ないそうで、まだまだ聞きたいことが山ほどあった私たちはしょんぼり。それでもしょうがない。霊なのだから。コントロールできないのだから。
ちなみに、高野さんは降霊中、暗殺の話を振った瞬間に後頭部を抑えていました。これはリンカーンが後頭部を銃撃されたことに関係があるのかも……?
信じるか信じないかはアナタ次第。映画『リンカーン / 秘密の書』の中で、リンカーンの強烈なバトルシーンを堪能してくださいね!
映画「リンカーン / 秘密の書」オフィシャルサイト
http://www.foxmovies.jp/lincoln3D/
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