ソーシャルメディアを活用した“ごちそう系サービス”が最近アツイようで。とっても簡単に言うと、ソーシャル上の誰かにごちそうしてもらうサービスなのですが、今日はそれをいくつか紹介していきたいと思います。
●■肉会
アルファブロガーで有名なはあちゅうさんが始めたサービス。肉好き男女が集まって、焼肉をいっしょに食べに行ったり、おごってもらったりする、ソーシャルな焼肉会マッチングサービス。
『Facebook』ログインをして、『Facebook』上の友だちとペアを作り、都道府県と、おごるかおごらないかを決め、予算を入力すると自動で相手がマッチングされて表示される仕組みです。
筆者がやったら、知り合いが表示されてちょっと気まずい空気になりましたが、基本的には『Facebook』上の知らないペアとマッチングされることになります。
2355件のマッチング実績(2012年10月28日時点)があり、テレビや新聞といったメディアでも特集が組まれるなど、いま最も話題を作っているごちそう系サービスです。
肉会
http://nikukai.jp/
●■ソーシャルランチ
ベンチャー企業のシンクランチ株式会社が提供する、毎日のランチを盛り上げるサービス。こちらも肉会同様『Facebook』上の友だちとペアを作ると、同地域のペアとのランチをマッチングしてくれるサービスなのである。
カジュアルな異業種ランチというコンセプトどおり、こちらはおごる、おごられるなどというよりもむしろ、割り勘でも誰か新しい人間関係を作りたいという人が使い、友だちを増やすべく使われているような気がします。
ソーシャルランチは社会人同士のマッチングで使われるようなのですが、学生のOB訪問を中心に据えた“就活ランチ”なるサービスも同社から出されており、違ったユーザーを巧みに捉えているようです。
ソーシャルランチ
http://www.social-lunch.jp/
●■ゴチソー
こちらは本日プレスリリースが配信され、事前登録サイトがオープンした新規サービス。株式会社凸が提供する、顔の見える“ユーザーテスト&ヒアリング”ごちそうサービスとのことです。簡単に言うと「ご飯をごちそうするから、リサーチに答えてね」というサービス内容。
同社のプレスリリースによると、
グループインタビューなどは「会場手配、モニタ募集、謝礼、司会者手配、事前打合せ、データ納品」などを合わせるとモニタ1名あたりに発生するコストが数万円から10万円以上のコストになっていたものを、「モニタ募集」以外の部分は“セルフ型”にしたため、従来の1/10程度のコストで実施できることを実現しました
とのことで、これまでのごちそう系サービスはCtoC(個人同士のサービス)だったのが、ゴチソーは一風変わってBtoC(企業対個人)という新しい展開を見せていくようなのです。
ゴチソー
http://gochi.so/
ということで、いくつかサービスを紹介してまいりましたが、どのサービスもマンツーマンで会うのではなく、複数対複数といったマッチングの仕組みを導入していることで、出会い系といったネガティブなイメージから、手軽でかつ安心感を出すことに成功しているため、利用するユーザーも低い心理障壁で参加することができるというわけです。
●■TEAMPLUG
最後に、“ごちそう系サービス”ではないのですが、複数マッチングが特徴的なサービスを発見したのでご紹介。『TEAMPLUG』という採用支援のサービスですが、これまでの個人での転職とは違い、気の合う仲間とチームで仕事を探す採用マッチングサービスのようです。確かに、開発をするにあたってはチームワークが大事なので、そのあたりの人間関係を含めてまるっと採用してしまうことができれば簡単です。
TEAMPLUG
http://www.teamplug.com/
●■まとめ
肉を食べる、社会人と会う、調査をする、といった大義名分のもとに、手軽な出会いを手に入れられるこういったサービスや、複数人という安心感がもたらす出会いが日常に刺激を与えてくれる可能性は高いのかもしれませんね。
※画像は各サービスのWEBサイトから転載
※この記事はガジェ通ウェブライターの「ホアキング」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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