リンカーン大統領暗殺の共犯としてアメリカで初めて死刑になった実在の女性、メアリー・サラット。歴史的大事件の裏に隠された真実と、一人の女性の強い生き方を描いた映画『声をかくす人』が10月27日より全国ロードショー。
公開を前に20~30代の女性を対象に「“働き女子”特別試写会」が開催され、主人公サラットの史実を知る人が2%であったにも関わらず、93%の人が「魂を揺さぶられた」と回答しています。
『声をかくす人』は、1865年、南北戦争終結直後のアメリカを舞台に、リンカーン大統領暗殺の犯人たちにアジトを提供した罪で逮捕されたメアリー・サラットが主人公。
裁判の席では、「私は無実です」と静かな口調で主張し、それ以外の事は何も語ろうとしない彼女の姿に英雄フレデリックは「ある秘密を守るために自らの命さえ差し出すつもりではないか」と疑問を抱く。そこから、有罪と決めつけ報復を求める国家と、フレデリックの激しい闘いが始まるというストーリーです。
「“働き女子”特別試写会」には、現代社会の荒波を生きる女性が招待され、みんな真剣なまなざしでスクリーンに見入っていました。映画の中での姿に共感してか、既に中盤ですすり泣く声も。
鑑賞後の感想も「エンドロールで突然涙が止まらなくなりました。」(30代女性 自営業)、 「誰かを守るためにはまず自分が強くならねばと思う。」(30代女性 旅行業)、 「今、自分と一緒にいてくれている彼のために強い女性でありたいと」(20代女性 サービス業)など、それぞれがサラットの生き方に感銘を受けたことを表しています。
監督のロバート・レッドフォードが「語られてきた歴史が、必ずしも”本当の”物語ではない」と語っているとおり、『声をかくす人』には驚きの真実が。最期まで気高く凛としたサラットの姿を、ぜひあなたも劇場で。
声をかくす人
http://www.koe-movie.com/
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