6月23日(現地時間)、映画『ワンダーウーマン』が女性監督による実写版映画での歴代の興行収入記録を更新した。
『ワンダーウーマン』は、フィリタ・ロイドが監督した往年の人気ポップ・グループABBAの楽曲で構成されたミュージカル映画『マンマ・ミーア!』が記録した6億980万ドルの興行収入を上回る記録を収めた。
『ワンダーウーマン』は、シャーリーズ・セロンが第76回アカデミー賞主演女優賞を受賞した映画『モンスター』を手掛けたパティ・ジェンキンスが監督した。『モンスター』で批評家から高い評価を受けていたにも関わらず、ジェンキンス監督は次の長編映画を監督するまでに14年間も待たなければならなかった。当初『ワンダーウーマン』の監督に起用されていたミシェル・マクラーレンがクリエイティブの相違により降板した後、ようやくジェンキンス監督は同作の仕事を獲得した。
『ワンダーウーマン』は、米ワーナー・ブラザースによるバックアップを受けた。映画『スーサイド・スクワッド』や映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のようなコミックブ・ブックを原作とする映画の公開が落ち着きを見せた後に、批評家たちは『ワンダーウーマン』を新鮮なものとして歓迎し、称賛した。
現時点でジェンキンス監督は、『ワンダーウーマン』の続編映画の監督契約を公式に交わしていないが、本紙ヴァラエティのインタビューで、DCコミックスのCCO ジェフ・ジョンズは、すでにジェンキンス監督と脚本の基本要素の検討に入っていると語った。
『ワンダーウーマン』は、ガル・ガドットが真実の投げ縄をあやつるヒロイン役を演じた。クリス・パイン、ロビン・ライト、デヴィッド・シューリスが共演した。
『ワンダーウーマン』は、米国内で2億8920万ドルの興行収入を記録した。この興行収入は、2017年公開の映画作品では、映画『美女と野獣』(5億350万ドル)、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(3億7670万ドル)に次ぐ3番目に多い金額となる。
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