5月27日28日に第69回東京みなと祭が開催。海上自衛隊や海上保安庁らの珍しい船が一堂に会するイベントだった。祭りでは護衛艦いかづちの一日艦長を27日は小松美咲さんが、28日は山口立花子さんが務めた。
東京地方協力本部が、東京みなと祭とのコラボを開始したのは2014年からで毎年好評だという。サブカルライター・モトタキが現場に突撃してきた。
会場には出店もいっぱい。お祭り気分を味わうこともできた。
護衛艦いかづち一日艦長の小松美咲
1日目の護衛艦いかづち一日艦長は小松美咲さん。ミスFALASH2012でグランプリを獲得したグラドルだ。
艦長姿がよく似合っている美咲さん。護衛艦いかづちや自衛隊装備品展示コーナーを回るのが恒例だ。担当の自衛隊員から、救急車の解説や掘削する道具の使い方などを熱心に聞いていた。記念写真コーナーを訪れていた一般客の方と撮影をする場面もあった。
自衛隊の装備を身につけたり、南極の氷や石を触れたり、埼玉地方協力本部のサイポン三兄弟うみくんと、東京地方協力本部のトウチ君と一緒に記念撮影する場面もあった。南極の氷は他の氷よりも冷たいを確かめている美咲さんの表情が、なんとも悩ましげでよい。
護衛艦いかづち一日艦長の山口立花子
2日目の護衛艦いかづち一日艦長は山口立花子さん。DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATIONのフミやばくおん!!の三ノ輪聖を演じた声優だ。
指揮通信車のタイヤに触れる立花子さん。力強く分厚さを感じたのだろうか。救急車に乗り込む場面もあった。自衛隊の装備品がどんなものなのか、身をもって知ろうとしていた。
高機動車について担当者に聞く立花子さん。担当者も丁寧に質問に答えているようだった。立花子さんもサイポン三兄弟うみくんとトウチ君とスリーショットで記念撮影。最後は護衛艦いかづちに戻り、敬礼していた。
自衛隊装備品展示コーナー
軽装甲機動車は、外見がすべてどこから見ても緩やかな曲線を描いている。これは力学上、銃弾を避けやすいようにするためだ。走破力が高く、ドアも分厚い鉄の塊。見た目からして強い。
高機動車はドアは通常の自動車と変わらない。高機動車と銘打たれるだけあって、走破力も高い。後部席に団体で乗り込んで物資や人員を輸送する。
救急車は4人を寝かせて移動させ、座った状態ならもっと多くの人を輸送することができる。緊急の治療は可能。
指揮通信車は指揮官が乗るので防護力は高い。アンテナがついており無線を飛ばすことができる。
南極の石は今では持ち帰ることは違法。以前に採取したものを触れることが出来る。また、南極の氷はコップの中に入れて耳を当てると気泡がプツプツと弾ける音が聞こえる。
消防ページェント
東京みなと祭の目玉は2日目に披露される「消防ページェント」だ。東京消防庁による消防艇や消防ヘリコプターによる放水や救助が展開。迫力満点だ。
珍しい船の一般公開
東京みなと祭では、珍しい船が公開される。乗船することも可能だ。護衛艦「いかづち」に関しては、サンダルのような履物では乗船できないので注意。
護衛艦「いかづち」
灰色は迷彩効果がある。砲台やミサイル発射機など、普段の生活ではお目にかかれない装備の数々。ピリッと心が引き締まる思いになる。
浚渫船「海竜」
浚渫とは、しゅんせつと呼ぶ。水路を整備する目的で土を攫うことを指す。如何にして浚渫をするのかも模型で見ることができる。
練習船「海鷹丸」
東京海洋大学の練習船。様々な研究に用いられる。鐘は近所迷惑になるからと鳴らさなくなった。こんなとこまで!と思わせられる内部も見て回れるのは嬉しい。
測量船「拓洋」
測量船は海底火山なども調査する。船の中には、それらに必要な装置を見て回ることができる。
自衛隊の東京ローカルな情報をチェックするなら
今回の東京みなと祭では自衛隊がコラボしていた。実は自衛隊は東京のあちこちのイベントとコラボしている。意外なところでは東京ラーメンショーにも参加。2017年は10月26日から11月5日の11日間を予定。他にも地方イベントとのコラボが気になるなら、東京地方協力本部のHPをチェックしにいってみよう。
東京地方協力本部
http://www.mod.go.jp/pco/tokyo/
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(執筆者: mototaki) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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