「げっ、機内エンタメないじゃん。映画観られないじゃん」
「フィリピン航空だからね。仕方がないよ」
マニラ-東京間のフィリピン航空の機内(エコノミークラス)で耳にした会話です。しかし、実はフィリピン航空でも映画を始めとした機内エンタメを楽しむ方法があるんです。フライト前に必読のその方法を紹介します。
専用アプリが必要
機内エンタメを楽しむには、専用のアプリをインストールしておく必要があります。機内に持ち込むスマートフォンやタブレットから『myPAL Player』(iOS/Android)を検索してダウンロードしましょう。
事前の準備はこれで完了です。
続いて機内に搭乗したら、『myPAL Player』を起動するための専用Wi-Fiに接続します。「myPAL」というネットワーク名です。飛行中のみ利用ができ、無料で接続できます。こちらはアプリを使用するためのネットワークなので、ブラウザを開いたりすることはできません。通常の機内Wi-Fiは有料で提供されていました。
映画には日本語字幕が
ネットワークに接続できたら、あとはアプリを開くだけで、映画やドラマ、音楽、マガジンなどを楽しむことができます。イヤホンとモバイルバッテリーを忘れないようにしましょう。
「myPAL」のネットワークに接続されていないと、「専用Wi-Fiに接続してください」と注意が表示されます。
マップで現在地や到着時刻などのフライト状況を確認することも。
映画の作品ラインアップを見ると、JALやANAのように日本で公開前や公開中の最新作が豊富にあるわけではありませんでしたが、『カフェ・ソサエティ』、『レゴバットマン ザ・ムービー』、『ターザン:REBORN』など、比較的新しい作品も含まれていました(5月23日現在)。
無料だし、約5時間のフライトのお供として視聴できるに越したことはありませんよね。
試しに『ターザン:REBORN』を視聴してみると、英語音声に日本語字幕付きで再生されました。音声機能の設定はできず、なぜか日本語字幕がデフォルトのようです。なお、作品によっては字幕がつかないものもありました。
ちなみに、『myPAL Player』については機内誌でも案内されていますが、飛び立ってから教えられても遅いですよね……。上空で落胆する前に、『myPAL Player』のインストールをオススメします。他の航空会社でも、初めて搭乗する場合には機内エンタメについて事前に確認しておくと良いかもしれません。
フィリピン航空『myPAL Player』紹介サイト:
https://www.philippineairlines.com/en/ph/home/myPAL-IFE/myPAL-player