5月15日、「歌舞伎四〇〇年の言葉」の著者・堀越一寿さんが『Twitter』にて
朝日新聞さんは意図通りに発言を捻じ曲げて伝えるのか上手いですね…。前振りに「新作歌舞伎に疑問の声も」と付けることで発言意図が180度転換されてしまいました。
『今後生まれてくる作品についても、演出などに頼りすぎず、役者の魅力を活かした作品を作っていってほしい』と伝えたのですが…。
朝日新聞さんは意図通りに発言を捻じ曲げて伝えるのか上手いですね…。前振りに「新作歌舞伎に疑問の声も」と付けることで発言意図が180度転換されてしまいました。
『今後生まれてくる作品についても、演出などに頼りすぎず、役者の魅力を活かした作品を作っていってほしい』と伝えたのですが…。
等ツイートし、経緯を記した画像をアップした。同じ内容のものがブログにも掲載されている。
朝日新聞さんの記事について
http://ameblo.jp/kabuki400years/entry-12274822235.html[リンク]
記事は新作歌舞伎についてのもので、堀越さんは「不満はない」と明確に答え、今後の新作に対しての意見を述べたところ、「新作歌舞伎には疑問の声も」という文脈の中に置かれ「新作を認めていないかのような印象」を作り出されたというもの。
新作歌舞伎、さらに進化 映画監督らが挑戦 マンガ・絵本が原作
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12937677.html[リンク]
堀越さんは、
無念ですが、私の負けを認めるしかないのでしょう。今後は朝日新聞さんとは関わらないようにしたいと思います。
と結んでいた。
その後、堀越さんの元には朝日新聞文化部デスクよりお詫びの電話があったとのこと。また、想像した以上にネット上では反響があったようで、追記ではそういったことについても触れている。
関連記事:朝日新聞の新作歌舞伎記事でミスリード!? 歌舞伎大向弥生会幹事「二度と関わらないようにしたい」
http://getnews.jp/archives/1741331[リンク]
今回、SNSでは朝日新聞に対する批判が頻出し
「朝日新聞のこういう技術こそ『文芸』という名の芸にふさわしい小細工の塊なのである」
「一部を出して取材先へは許可をもらい全文では足して違う意味合いにしてるということか」
「自分の頭の中のストーリーに合わせて記事にする典型例と思われ。ひどい話」
「『朝日新聞のインタビューは害悪でしかない』『記事づくりには悪意しかない』という事実をもっと広げて『朝日新聞からの取材は全てお断りしております」が総意になるくらいの世になってもらわないと。」
「朝日新聞に限らずマスコミ全般がネットを毛嫌いする理由が、ネット普及後は取材元や関係者がネタばらししてマスコミの悪行を明らかにしてしまうからって理由も多分に有るんだろうなー。マスコミのフェイクニュース体質はいつに成ったら変わるんだろうな?」
といった意見がみられ、
「またアサヒったのか」
という書き込みも多数みられた。
この「アサヒる」という言葉は、栄えある第一回目の2007年「ネット流行語大賞」を受賞した。かれこれ10年前に流行って一度廃れた感はあったのだが、朝日新聞のアサヒり体質が不変であるのでネットスラングとして定着したようである。
参考:
あさひ・る【朝日る】(動ラ五[四])
(1)事実を捏造・改ざん・隠蔽する。
(2)自分の利益のために、ごまかしてうまく立ち回る。
(3)麻薬などの薬物により酔った責任能力のない状態になること。
(4)売国をする。買弁する。国損行為を働く。
(5)まれに親韓派、親中派の行動を指して使われることもある。
(6)(1)によって自国を悪く言ったり嘲笑したりする。
(7)(1)によって歴史修正する事。
(8)朝日が動詞化したもの。
出典:ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/a/アサヒる[リンク]
「ガジェット通信 ネット流行語大賞」も今年で10周年をむかえ、近いうちに「上半期」についてノミネートもはじまると思われる。皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。
※画像は『ニコニコ大百科』より
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