JR東日本の高級寝台列車『四季島』。5月・6月は3泊4日かけて日光・東北・北海道を周回するルート。10両編成で定員は34人で、2人の場合「スイート」が1人あたり75~77万円、「デラックススイート」が90~95万円と超のつく豪華寝台ですが、そのラグジュアリーさが人気を呼び、乗車予約は抽選となっていました。
その一番列車が2017年5月1日11時40分に上野駅を発車しました。
関係者、そして乗客の方々が迎える中、四季島が13番線に入線しました! pic.twitter.com/DTHPpQfYSZ
— あおぞら (@AozoraE235) 2017年5月1日
ただ、『四季島』が入線する13番線には乗客・関係者・マスコミしか入れず、隣の14番線には回送車両を入線させるという措置を取っていて、車両を撮りたかった鉄道ファン、中でも“撮り鉄”の間では不満を漏らす声もネットではありました。
四季島を上野駅に見に来たが、13番線は入場規制で報道陣と乗車客以外は完全シャットアウト。更に14番線に目隠しの為の回送列車を配置する嫌がらせ。最近のJR東日本の新車発表の時の感じの悪さには嫌悪感を抱く。今から上野駅に来ても悲しい気分になるだけだから注意! pic.twitter.com/DNKWNWFxWC
— こまがね3号 (@n1nnn) 2017年5月1日
四季島を上野駅に見に来たが、13番線は入場規制で報道陣と乗車客以外は完全シャットアウト。更に14番線に目隠しの為の回送列車を配置する嫌がらせ。最近のJR東日本の新車発表の時の感じの悪さには嫌悪感を抱く。今から上野駅に来ても悲しい気分になるだけだから注意!
一方で、これまでのホームでの撮影で駅員や乗客に罵声を浴びせるなど“撮り鉄”がさまざまな迷惑をかけていることから、JR東日本の対応に理解を示す意見も多く寄せられていました。
・撮り鉄はお金払ってないし…お客さんも自分の顔が窓越しに撮影された嫌
・これまでどれだけ嫌悪感を抱くようなことをしたのかよく考えるべき
・JR東日本が撮り鉄をどう思っているのか察した方がいい
科学ライターの大貫剛氏も、次のようにツイート。
よく「オタクが集まると一般客が嫌がって減る」という批判に「オタクでも来てくれる人が客」「むしろオタクはマナー良いしお金も落としてくれる良い客」という反論を聞くけど、撮り鉄だけはこれ、当てはまらないよなあ。鉄分多い僕ですらそう思う。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2017年5月1日
よく「オタクが集まると一般客が嫌がって減る」という批判に「オタクでも来てくれる人が客」「むしろオタクはマナー良いしお金も落としてくれる良い客」という反論を聞くけど、撮り鉄だけはこれ、当てはまらないよなあ。鉄分多い僕ですらそう思う。
高級な雰囲気を乗客に味わってもらうために贅を尽くした『四季島』。それだけにJR東日本も特別な対策を取ったと考えられ、“撮り鉄”の存在がどのように見なされているのか、改めて浮き彫りになったといえそうです。
TRAIN SUITE 四季島(JR東日本)
http://www.jreast.co.jp/shiki-shima/ [リンク]
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/AozoraE235/status/858860332848037888 [リンク]