こんなシューティングあるかよ！ザコシのゲーム『ザコシュー』がこんなにひどい！【徹底攻略】:【無料】ガジェット通信ブロマガ: ガジェット通信(ガジェット通信編集部)

ザコシファンには朗報だ。（つまりアンチ・ハリウッドザコシショウ派の人にとっては、残念な内容だ）

ハリウッドザコシショウことザコシをモチーフにした新作ゲームアプリがひどいのだ。
発端は、ハリウッドザコシショウのTwitterにさかのぼる。

ハウッドザコシショウのシューティングゲームアプリ「ザコシュー」がアプリストアに遂にリリース
■ハリウッドザコシショウのザコシュー（公式本格シューティングゲーム）
・iOS⇒https://t.co/ohc1YXWfis
・And⇒https://t.co/TQ56BODSiz pic.twitter.com/7pJ1MyaWJD

— ハリウッドザコシショウ (@zakoshisyoh) 2017年4月25日

ハウッドザコシショウのシューティングゲームアプリ「ザコシュー」がアプリストアに遂にリリース
■ハリウッドザコシショウのザコシュー（公式本格シューティングゲーム）
・iOS⇒https://goo.gl/MQevVe
・And⇒https://goo.gl/nCsV1a

ご丁寧にiOS、Androidそれぞれにリリースされたこのアプリは、「公式本格シューティングゲーム」と銘打たれている。そう、気まぐれでその場で作られたものではなく、大人たちによって、ある程度の時間と手間をかけてつくられたものなのだ。全ての要素をハリウッドザコシショウという要素だけで埋め尽くして。

ザコシファンはやるべき、それ以外の人にはおススメしない

このゲームは、かつて流行した“タテ画面シューティング”と言われるフォーマットで作られている。シューティングゲームって、『ゼビウス』とか『スターフォース』みたいにカッコイイ音楽と遠大な設定を背景に、敵をビシバシやっつけていくスペースオペラ寄りのものだったと思う。少なくとも僕の知る限りは。
（『ツインビー』みたいな軽快なのもあるけれど）

けれども、このゲームは違う。第一、BGMが全部、ザコシの生声だ。歌詞もおかしい（いや、歌詞があるBGMがそもそも少ないけど）。しかも、耐え切れず笑ったり、むせたりしているのだ。BGMでむせてるって、シューティングゲームのみならず、ゲーム史上初だと思う。

そして多分、そのBGMの中で一番耳にする単語は「ションベン」だ。ボス戦ではずっとだ。言いすぎて時々「ベンション」になってる。なんだ、ベンションって。

そんなこともあり、このゲームは起動して最初の“警告”でこのように記されている。

このゲームは是非ともサウンドありでお楽しみください。ただし、不快な思いをする可能性もありますので、自己判断でよろしくお願いします。

つまり、そういうことなのだ。このゲームはBGMや画面全てが「ハゲ」とか「ウンコ」とか「はなくそ」とか、小学生男子の休み時間の会話や放課後の悪ふざけで埋め尽くされている。だからこそ、最初に述べたように“ザコシファンにとってこの上ない朗報”がこのゲームなのである。

本当、ザコシファンにとっては楽しめる要素しかないことは断言できる。

徹底攻略～基礎知識編～

ここまで読み進めてきてくれた人は、きっと耐性がある人に違いないと判断し、このゲームの攻略に入りたいと思う。まずは基礎的な情報を羅列してみよう。

・プレイヤーであるあなたは、ザコシを操って、敵や弾に当たらないようにしなければいけない。この時、ザコシの下半身部分を押さえて操作すると、指でザコシが隠れてしまわないので弾をよけやすくなる。

・弾はオートで発射されるので連射の必要はない。

・敵を撃っていると時々、コインが出現する。このコインを集めるとガチャができるようになるのでできるだけ集めよう。ガチャでより強い“ザコシ”が手に入るぞ。（課金ではないので安心だ）

・最初の『ノーマルザコシ』の弾の威力は弱い。しかしコインのドロップ率は高いので避けながら地道にコインを貯めていこう。

・このゲームの特性か、面の最初にいわゆる「タイマー落ち」「処理落ち」とも呼ばれる、遅くなる現象が生じることがある。ひたすら耐えよう。

・なぜか「広告を押してしまっている」ように画面が切り替わる現象も起きるかもしれない。そんなときはアプリにもどってから画面左上の一時停止ボタンを押してゲームを再開する必要があるのだが、その際にザコシのキャラが画面左上にワープして再開してしまい、出現した敵にぶつかることが多い。
おそらくバグだと思うが、ここで「クソゲー！！！」と怒る必要はない。もうこの時点でゲーム中にクソはたくさん出てきているだろうから……。

・バグと言えば、ボスが死んだ瞬間に弾に当たると、ゲームに復帰できないバグもあるようだ。ボス撃破時は気を抜かずにがんばろう。

・コイン以外に出現する、“紫色の四角いカプセル”のようなものを取ると、画面中の敵を一掃することができる。ただし敵の弾は消えないので注意しよう。

・自機のエクステンドは20000点と50000点が確認されている。

徹底攻略～ステージ別～

ここからは面ごとの攻略を解説したい。ボスのビジュアルもこのゲームの醍醐味であるため、写真はあえてモザイクを施した。

【ステージ1】
敵の動きは速いが弾もほとんど無いので深追いしなければ大丈夫。何度もプレイしていくうちに気を緩め、欲張って死ぬパターンに注意。

ボスは固定状態から3WAYの攻撃を行うが、いわゆる“安全地帯”があるので慌てなければ大丈夫。

【ステージ2】
BGMの元は「カノン」だろうか。そのひどさに気を取られることなく、敵に集中しよう。
ボスは第6形態まで変化する。慌てず対応しよう。

第一形態：攻撃はしてこない
第二形態：1列だけの弾を撃ってくる
第三形態：左右の横移動をしながら一列の弾を撃ってくる。良く見よう
第四形態：動きながら3WAYの弾を撃ってくるが、止まった状態でも当たりづらいので大丈夫
第五形態：動きながら3WAYの弾を撃ってくる。今度はタイミングがまばらなのできちんと避けよう
第六形態：弾は打たないが、体当たりで追跡してくる。慌てず反対方向に回り込んで撃とう

【ステージ3】
BGMは「運命」を元にしているような気がするが、そんなことは気にせず、弾に集中しよう。
特に紫色のウンコは自機を追ってくる上に弾を吐くので要注意。

ボスはひたすらウンコを投げてくる。3回目のムラサキウンコに注意だが、そこまで強くない。

【ステージ4】
「天国と地獄」であろうBGM。敵の耐久力も出てきて弾も増えるのでそろそろ火力が欲しい頃合いだ。
ウンコが弾を抱きながら接近してきたリ、硬いコジキが出現する（弾は吐かない）。色黒の落語家が中ボスとして出てくるが3WAYの弾を出す上に硬いので注意。

ボスは画面周回しながら、半誘導弾を出してくる。足部分は当たり判定が無い。そこまで耐久力はないが、無理は禁物。大きく避けて細かく当てていこう。

【ステージ5】
漏らしたとか漏らさないとかのアカペラBGM（今までもアカペラだが）。弾が本格的に増えてきて、耐久力のある敵が弾を出し始める。その意味で特に老人の集団が厳しい。攻撃力3以上のザコシが欲しいところだ。

ボスはモーションを止めた後、まっすぐ下に体当たりしてくる点にとにかく注意。逆にそこがわかっていれば楽勝だろう。