4月12日、フィギュアスケートの浅田真央選手が都内で引退会見を開き、「本当にたくさんのファンが応援してくださって、良いときも悪いときも諦めずに応援してくれていたので、私もそれが励みになりました」と、競技生活を振り返った。
会見のハイライトは、NHKアナウンサーが「トリプルアクセルに声をかけるとしたら、何と言いますか?」と質問した場面。浅田選手は「難しい(笑)。トリプルアクセルに声をかけたい……トリプルアクセルに声をかけるんですよね?」と苦笑いしながらも、「何でもっと簡単に跳ばせてくれないの? って感じです」と見事に切り返した。
これには生中継を行った『niconico』の視聴者からも、
「センスある返し」
「完璧な回答」
「コメンテーターもいける」
「NHK救われたな」
などと称賛の声が相次いでいた。
また、『Twitter』では「#トリプルアクセルに声をかける」というハッシュタグが登場。
「カナダ男子のこと嫌いなの?」
「エキシビの日は何処で何してたのよ!」
「ゆづる『ズッ友だよ』」
「カウンター席でよろしいでしょうか?」
といった具合に大喜利へと発展し、フィギュアスケートファンを中心に盛り上がっている次第だ。
ガジェット通信が毎年開催する『ネット流行語大賞』にもノミネートされそうな「トリプルアクセルに声をかける」。今後、フィギュアスケートを始めとする様々なスポーツの現場で、「〇〇に声をかけるとしたら、何と言いますか?」という質問が飛び出すかもしれない。
※トップ画像は浅田真央公式ブログより引用
コメント
NHK職員の低レベル化に声をかけるとしたら?
浅田真央はちょっと知ってくれば「脳筋」なんじゃないか…?と思わせる選手だったが
実はインタビューを一番安心してみてられるのも浅田真央
恥ずかしさを感じない精神力は逆にすごい
(ID:14559446)
この質問はわざとで、記者会見を普段から見ていれば良くあるものですよ、っと。
記者会見の時は事前に取材側が質問事項を相手に渡したり、会見する側も質問内容を想定して準備して暗記したりしてくるので、ものすごく表情が硬くなるし、まるで文章で回答したかのような内容になりがち。なので、取材側で持ち回りだったり、流れを読んでわざと、意表を突く(想定してないだろう)質問をするもの。
それで会見する側の表情が緩んだり、素が出たり、用意してなかった内容なので建前じゃなくて本心で語ったりする部分がでてくるものなんですよね。それがあると、そのあとの真面目な質問でも、単に暗記した内容を答えるよりも、自分の言葉で考えたような良い答えがでてきたりするので、ひとつの変な質問だけで見ない方がいいです(でも、ネットの大喜利に発展する流れは好きかもw)。
それはおいといて、真央さん、本当にお疲れ様でした!