InstagramなどSNSで公開されている、『お洒落なライフスタイル』の写真の数々。そんな憧れのライフスタイルに近づくためのコツを、人気スタイリストで『Sense up 「大人のセンス」でもっと素敵な私になる考え方とテクニック』の著者・窪田千紘さんにお伺いします。
「大人のセンス」を育てるには、以下の3つのポイントがあります。
1. センスの基本を知る
2. 情報を知る
3. 表現する
これを一つずつ解説していきましょう。
1. センスの基本を知る
『センスの基本』とは見るべきポイントを知るということ。「たくさん雑誌を見たりお洒落な人をチェックしたりしているのに、いまいちパッとしない」という人は、この視点が抜けている可能性があります。
この見るべきポイントとはズバリ「全体の雰囲気」。
ファッションなら服やアクセサリー、インテリアなら個々のアイテムばかり見ていませんか?細部ばかりに目が行くと、全体のまとまりがなくチグハグな印象になってしまいます。このチグハグこそが「いまいちパッとしない」の原因。雰囲気の良さはトータルの「まとまり感」で作られます。まずは細部を見るのではなく、全体でどう見えるか、どんな印象になるかを見てみましょう。
2. 情報を知る
『情報を知る』とは、自分の何となくの感覚に委ねず、役に立つ情報をインプットすること。
買い物に出かけて、目に留まったものや店員さんに勧められたものを買って失敗した…なんてことが多くないでしょうか。これは事前のリサーチが不足していることが原因。
あなたに必要な情報をインプットしてから買い物に行きましょう。
まずは「なりたい自分」をイメージすることから。これはどんなイメージでもOKです。そしてそのイメージをより具体化するために、雑誌を切り抜いたり、Webでお気に入りの画像を集めたりして、自分の理想とする共通イメージ像を作っていきます。そして最後に雑誌等で流行のチェック。理想のイメージと流行を照らし合わせれば、今なにを買うべきかが自然とわかるようになります。まずは念入りにリサーチしてから買い物に出かけることが重要です。
3. 表現する
最後の『表現する』はセレクトとスタイリングのこと。ものの見方と自分のなりたいイメージが固まれば、あとはそれを表現するものを選んで組み合わせるだけ。
セレクトのポイントは「色」「形」「質感」。
「色」はこの3つの中でも特に重要。色は人の目に最初に飛び込んでくる情報だからです。スタイリングで最初にすべきは「色」を決めること。そして決めた色ですべてをコーディネートしていきます。
次に「形」。どんなものにも合わせやすい、シンプルなものを選びましょう。
「質感」は上質さやチープさを表すので、選ぶものによって雰囲気を左右するポイント。基本的にプラスチックやビニールなどで作られたものはチープに見えやすく、自然素材で作られたものは上品に見えます。値段の高い安いではなく、自分の理想とする雰囲気を作り出す質感かどうかを見極めることが重要です。
このたった3つを押さえるだけで、あなたのセンスは格段によくなるはず。あなたもセンスの良い大人女子を目指してみませんか?
『Sense up 「大人のセンス」でもっと素敵な私になる考え方とテクニック』(インプレス)
著者:窪田千紘
定価:(本体1,480円+税)
ISBN 978-4-295-00088-4
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: インプレスPRスタッフ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
コメント
コメントを書く