サントリースピリッツがリキュール『夜のCoffee』『夜のTea』を2017年4月4日より全国発売。希望小売価格は550円(500ml)。本格的なコーヒー・紅茶のリキュールというこれまでスーパーなどではあまり見られない新製品を投入されたということでも注目されます。
サントリーの調査で「リラックスするときの飲み物」として「コーヒー」(90.9%)「紅茶」(80.7%)が挙げられたこともあり、夕食後にくつろぎながら飲めるリキュールとして開発されたという両製品。どちらも甘さを控えめに抑え、コーヒー・紅茶の本来の香りと味を感じることができるという事と、ロックで飲むのに最適なアルコール度数8%になっているのが特徴です。
『夜のCoffee』は、凍結粉砕したブラジル産珈琲豆を使用。ブランデーに加えてラムを入れて豊かな香りを実現したとのこと。
筆者が試飲した感覚では、コーヒー特有の深いコクがあり酸味は抑えめ。それにブランデーとラムの香りが広がり、飲み心地もすっきりしています。牛乳で割っても美味しそうですし、夏にはレモンを入れてカクテルのサルマのように飲むといったアレンジを楽しむこともできそう。
一方、『夜のTea』はスリランカ産紅茶葉を浸透させたお酒とブランデーを合わせ、隠し味にバニラを浸透させたお酒も入ってます。そのまま飲むとブランデーの味と際立ち、それがセイロンティーに近い香りとよく合ってます。ほんのりとした甘さも女性が喜びそうな味わい。紅茶にブランデーといえば『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリーですが、彼が飲んでも満足するのではと感じました。
サントリーでは、自宅で飲む「うち飲み」に向けた製品に力を入れ始めており、今回の『夜のCoffee』『夜のTea』も寝る前にくつろぐシーンを想定しているとのこと。夜食のお供にも良さそうで、コーヒーや紅茶の新しい楽しみ方として消費者に受け入れられるか気になるところです。
リキュール・スピリッツ RTS(サントリー)
http://products.suntory.co.jp/0000000046/index.html [リンク]
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