42歳、バツイチで子持ち。「本当の自分を探す」と勢いで会社を辞めるも朝からゲームばかりというダメダメな主人公・大黒シズオを描いた人気コミック『俺はまだ本気出してないだけ』。このシズオを、出来る男のイメージが強い堤真一さんが演じるという驚異のキャスティングで話題の同名映画が6月15日より全国公開となります。
17日、東京・ファーストキッチン赤坂見附店にて完成報告記念イベントが開催され、本作から飛び出した堤さん演じるシズオが、バイト先のファーストキッチンにて制服に身を包み、ポテトを袋詰めするなどの労働に励みました。
今回のイベントは、劇中でポテトを作るシーンが印象的かつ「こんなにポテトの匂いが染みついた42歳っているのかな」という台詞があることから実現したもの。6/1には、映画の公開を記念した「大黒シズオ本気プロデュース」イカスミポテトも発売となります。
堤さんは、本作のメガホンをとった福田雄一監督(『勇者ヨシヒコ』シリーズ)にポテトを渡したり、ファーストキッチンの齋藤社長から時給950円を手渡されたりと、スタッフ体験を満喫。「今までにこのようなアルバイトのご経験は?」という質問には「ないですね。僕はどちらかというと、表に出ない裏方系の力仕事でしたね」と答えていました。
映画については「今作は漫画が原作で、漫画では主人公の見た目は福田監督のようで(笑)、ダメな男が許されるかわいい部分があるのですが、僕が演じると非常に嫌な奴になっています」と苦笑い。
「元々、原作者の青野春秋さんから、原作のようにやってくれるな、というところで僕のキャスティングを了解してくれたという経緯があり、いつも福田監督の映画ではない、一味違った映画に仕上がっているので、みなさんぜひ楽しみにしてください!」とPRしました。
『俺はまだ本気出してないだけ』
ん、石橋蓮司さんほか個性的にして豪華な面々が顔を揃えた。大黒シズオ、42歳。バツイチで子持ち。「本当の自分を探す」と勢いで会社を辞めるも朝からゲームばかり。父親には毎日怒鳴られ、高校生の娘に借金し、バイト先ではミス連発。そんなある日、「とうとう見つけちゃった。俺、マンガ家になるわ」と宣言するのだが…!?
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