今月13日、自家用機を操縦する俳優のハリソン・フォードが、乗客・乗員計116人を乗せた旅客機のすぐ上を飛行する着陸ミスを起こしたことが報じられた。22日、AP通信はその当時の様子を映した空港の映像を新たに公開した。
Video Shows Harrison Ford Wrongly Fly Over Plane(YouTube)
https://youtu.be/qAlY_T8mhEQ
米カリフォルニア州オレンジ郡にあるジョン・ウェイン空港の滑走路を撮影したこの映像。フォードが操縦する黄色の単発エンジン・ハスキー機が、アメリカン航空の頭上をかすめて飛行したのが分かる。米連邦航空局(FAA)によると、この時フォードは、管制官から指示を受けた滑走路ではなく平行に走る誘導路に着陸したという。まさに危機一髪。ケガ人が出なかったのが不幸中の幸いだ。FAAの調査の結果、フォードは操縦免許の停止あるいは取り消しの警告を受けた。
管制塔の録音記録によれば、フォードは「なぜあの旅客機は私の下にいるんだ?」と言ったそうだが、迫りくる小型機を窓の外に見た機内の乗客もきっと同じことを思っただろう。
映像が投稿された『YouTube』のコメント欄には、「ハン、ソロで飛ぶ必要はない」「チューバッカ、座席に戻ってくれ」などと、スクリーンでミレニアム・ファルコン号を華麗に操るハン・ソロの姿を重ねて、74歳になったフォードを憂う言葉が並んでいる。
※トップ画像は『YouTube』より引用
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