今回は森江博文さんのブログ『堀江貴文さんの早期仮釈放を応援するブロマガ』からご寄稿いただきました。
■堀江貴文さんが6月までに仮釈放される3つの理由
初めまして、モリエモンこと森江博文と申します。
私は昨年、喜連川社会復帰促進センターで鈴木宗男さんと一緒に服役しておりました。
現在は出所し、普通の生活を送っております。
私が逮捕された理由は背任です。
自分では冤罪だと確信しておりますが、もう済んでしまったことですし、前科一犯の身になってしまった者が何を言っても負け犬の遠吠えにしかならないので、これ以上ウダウダ言うつもりもありません。
先日のニコ生
「ホリエモンの満漢全席」 2013年02月07日 『堀江貴文 ブログでは言えないチャンネル』
http://ch.nicovideo.jp/horiemon/live
にひろゆきさんがゲスト出演しており、私が喜連川社会復帰促進センターに服役していたことをコメントしたところ、思ったよりも反応してもらえたことが嬉しく、こんな自分でも人に興味をもってもらえる話題を提供できるのであればと思い、初めてブロマガに挑戦してみた次第です。
文章を書くのは不慣れですが、暖かく見守っていただければ幸いです。
※堀江貴文さんは現在、長野刑務所に服役されておりますが、仮釈放のシステムは全国共通です。
●堀江貴文さんが今年6月までに仮釈放される3つの理由
・その1「衛生工である」
堀江貴文さんの刑期は今年の11月までですが、遅くとも今年の6月までには仮釈放される可能性が高いです。恐らく、4ピン5ピンもらえるでしょう。
4ピンというのは刑務所用語で、「全服役期間の4分の1を仮釈放期間にする」という意味です。
5ピンなら5分の1が仮釈放期間になります。
鈴木宗男さんは4ピンで仮釈放になりました。
堀江貴文さんも鈴木宗男さんと同じく衛生工(喜連川では衛生工は赤い帽子を被る為、通称、「赤帽」と呼ばれていました)
として働いておりますので、労働時間が他の受刑者よりも多少長い為、4ピンをもらえるのではないでしょうか。少なくとも5ピンはもらえる筈です。
堀江さんの刑期は未決拘留期間を差し引いて2年と4ヶ月半ですので、4ピンなら7ヶ月、5ピンなら5ヶ月半になります。
仮に5ピンだとしても、満期の11月から5ヶ月半を差し引けば遅くとも6月中の仮釈放ということになります。
・その2「仮釈放準備面接」
また、もうひとつの根拠としては、先日のメルマガ
「堀江貴文のブログでは言えない話」 『堀江貴文 ブログでは言えないチャンネル』
http://ch.nicovideo.jp/horiemon/blomaga
において、堀江さんは「仮釈放準備面接」(通称、準面)を受けたと書かれていたことがあげられます。
準面を受けるとバッチの色が変わり二種に昇格し、問題無ければ通常半年以内には仮釈放されます。
準面から仮釈放までの間には「仮釈放本番面接」(通称、本面)があり、そこで正式に仮釈放の日程が決まります。
ちなみに刑期が短い人は準面が無く、本面しか行わない場合もあります。私も本面のみで仮釈放になりました。
仮釈放の日程が決定しても受刑者にはすぐには知らされません。
受刑者は仮釈放の二週間前に「釈放前教室」(通称、釈前)に居室が移動しますので、そこで初めて二週間後に仮釈放されることを知ります。
朝食後、突然刑務官から釈前への移動を命ぜられます。
喜連川の場合は毎週木曜日が釈前対象者の移動日でしたので、本面が終わった受刑者は毎週自分が呼ばれないか一喜一憂するのです。
仮釈放期間中は居住地域が定めれており、その地域の「保護司」と呼ばれるボランティアの方に報告をしなければなりません。
準面を受けると保護司も決まり、保護司は身元引受人の面談をします。
身元引受人は通常、仮釈放時に刑務所での出迎えを推奨されるため、身元引受人へは受刑者よりも先に仮釈放日が伝えられている可能性もあります。
しかし、面会や手紙等で受刑者に二週間前より早く仮釈放日を伝えることは禁止されています。
仮釈放の場合は喜連川は毎週水曜日に仮釈放されますが、鈴木宗男さんの場合は例外で火曜日に仮釈放されました。
仮釈放は他の受刑者と一緒に外に連れ出されますので、門を出た瞬間に他の受刑者や、他の受刑者の身元引受人である家族や友人と喋ることも可能です。
もし堀江さんと同じ日に仮釈放されたら門を出た瞬間に堀江さんに話しかける人が続出すると思いますので、恐らく堀江さんも違う曜日に仮釈放されるのではないでしょうか。
喜連川の場合は門を出るとすぐ駐車場になっており、出迎えの家族や友人と思われる人達が沢山いました。
昨日まで釈前で仲良くなった受刑者に別れの挨拶の一言も言いたいところですが、そこはシャバで待っていてくれた家族や友人の手前、犯罪者と仲良くなったところをみせるのは気がひけます。
同囚とは互いに微妙な空気のまま目を合わせないようにしてお別れをするのです。
この微妙な距離感は、刑務所の最寄り駅の改札でも同囚と遭遇しますし、居住地が東京の場合は当日中に霞ヶ関で仮釈放の手続きをしなければならない為、そこでも遭遇することになり、都合三回気まずい思いをすることになります(苦笑)
・その3「官の都合」
ここからは、私の推測になりますが、堀江さんが2011年6月に収監された時点で既に仮釈放の日程も決められていたのでは無いかと思います。
なぜなら、6月というのはそれほど暑くも寒くも無く、花粉症のシーズンも過ぎている為、堀江さんの為に増員された警備にあたる職員にとっても都合が良いのです。
刑務所という施設は常に過剰収容で人手も足りず、受刑者と同じく劣悪な環境で職員さんも働いています。
堀江さんの収監や釈放には通常よりも警備を増員しなくてはならない為、わざわざ夏の暑い時期や冬の寒い時期にしたのでは、職員の負担も大きいです。
以上の理由から、堀江さんは遅くとも今年の6月までには仮釈放されると私は考えます。
万が一6月以降にずれ込むとしたら模範囚として真面目に服役している堀江さんにとって明らかに不公平ですので、皆さんで抗議活動をしましょう。
・おわりに
私は逮捕されてから堀江さんの著作を全て買い集め何度も何度も読み込み励まされてきました。
保釈中には堀江さんの出版サイン会にも行きました。
堀江さんにサインして頂いてる時に「実は私も保釈中なんです」と告白したら一瞬周りの空気が凍り、堀江さんも苦笑いされていたのは、今となっては良い思い出です。
あの時は堀江さんの逆転無罪を信じておりましたが、喜連川で上告棄却のニュースを新聞で知った時にはとても残念で悔しい気持ちになりました。
たかだか、自社株売却益を利益にするかしないかの話で何故堀江さんが服役しなければならないのでしょうか。
もし赤字決算にしていたとしても、今度は脱税として逮捕されていたと思います。
世の中のほとんどの人は堀江さんが脱税やインサイダーで逮捕されたと思っています。
喜連川の中の人も堀江さんがどうして捕まったのか、きちんと説明できる人は皆無でした。
奇しくも塀の中では「先輩」となってしまった私ですが、今度は私が少しでも堀江さんのお力になりたいと考えています。
堀江さん、早く社会復帰して、もっと世の中が楽しくなるようなビジネスや宇宙開発など頑張って欲しいです。陰ながら応援しております。
最後に、元ライブドア取締役の熊谷史人さんが堀江貴文さんの早期釈放を願って署名を集めています。
最後まで私の拙いブロマガを読んで下さったのも何かの御縁かと思いますので、是非、堀江さんの為に署名してくださると大変嬉しいです。私も署名させて頂きました。
「堀江貴文の早期仮釈放支援の会」サイト
http://www.horiemon.net/
PS.ちなみにバレンタインの思い出ですが、喜連川では食事にココアが出ました。
拘置所では屈強な刑務官からピーナッツ入りのハート型のチョコが配られました。
全然嬉しくなかったです(泣)
執筆: この記事は森江博文さんのブログ『堀江貴文さんの早期仮釈放を応援するブロマガ』からご寄稿いただきました。
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