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ジャレッド・レトー、パティ・ハースト事件を題材にした映画『77(原題)』で監督デビュー

2017/02/17 19:00 投稿

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米パラマウント・ピクチャーズは、刑事スリラー映画『77(原題)』の監督にジャレッド・レトーを起用した。レトーは同作で長編映画の監督デビューを飾る。

レトーは以前にドキュメンタリー映画『Artifact(原題)』を監督して、2012年のトロント国際映画祭の観客賞を受賞している。彼は他にも、バーソロミュー・カビンズの名義で、多くのミュージック・ビデオやコマーシャルを手掛けている。

映画『スーサイド・スクワッド』に出演したレトーは、映画『L.A.コンフィデンシャル』の原作者ジェームズ・エルロイが執筆したオリジナル脚本をもとに監督を務める。デヴィッド・マシューズ(ドラマシリーズ『ナルコス』、ドラマシリーズ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』)が脚本の修正を担当した。

物語は、政治色の濃い1974年ロサンゼルスを舞台に、誘拐された跡取り娘、パティ・ハーストを救おうとする2人の警察官を中心に描かれ、同時に、仲間の警官が惨殺された事件の捜査を行う。彼らは、絶え間なく続く汚職や犯罪を取り締まるだけでなく、邪悪で暴力的な陰謀を暴く。

ハーストは当時、シンバイオニーズ解放軍のメンバーである誘拐犯らとロサンゼルスに潜伏していたが、メンバーの多くがロサンゼルス市警察との銃撃戦で射殺される前に、何とかその場を逃れた。その後、彼女は1年以上も逃走を続けた。

映画は脚本家・プロデューサーのディック・ウルフとウルフ・フィルムズのトニー・ガンツがプロデュースする。エマ・ルドブルックがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。レトーとルドブルックは、彼らの会社パラドックスの下で働く。

映画『ダラス・バイヤーズ・クラブ』でアカデミー賞の助演男優賞を受賞したレトーは、次回出演作の映画『ブレードランナー 2049』で、ハリソン・フォードとライアン・ゴズリングの相手役を務める。

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