【マジンガーZとは】
70年代にテレビ放送された最高視聴率30%を超える大ヒットアニメ。合体・乗り込み型ロボットアニメの元祖として多くの男の子に夢と希望を与えた。その後もヨーロッパ、中南米など世界中で放送され、各国のSFロボットアクションに影響を与え、いまだに熱狂的なファンがいるという日本のアニメ文化を代表する作品。永井豪原作。
そんな『マジンガーZ』が45年ぶりに映画化が決定だそうです(制作:東映アニメーション 配給:東映)。あの頃のちびっこも今や小学四~五十年生。その身は歳を重ねようとも、こじらせた巨大ロボットへの思いはあの頃のまま。それを体現するかのような動画がYoutubeにアップされているので紹介します。
タイトルにも書きましたが、“無駄”です。いい意味で無駄です。
鉄の塊を切り出し、叩き、熱し、そしてまた叩き。
さらに叩きつづけ――「Z」の刻印を入れて完成したのはマジンガーZの胸の“放熱板”。ブレストファイヤーの出るアレです。
見るからに重く、そして硬い、鉄の塊。“くろがねの城”の一部そのものです。
テンポよく作られているように見えますが、相当の時間がかかっているであろうことはうかがえます。熟成されたマジンガーZへの想いが、ひどく思いがけない方向に突き進んでいます。
最後は「どうしてそうなる」と言いたくなるようなラストではありますが、それもまた、よきかな。
サイトは用意されているようですが、新しいマジンガーZがどのような姿、内容で復活するのかは現時点で不明です。
http://www.mazinger-z.jp/