クーパー捜査官が、捜査を再開した。
1月13日(現地時間)、米テレビ局ショウタイムは、リバイバルに大きな期待が集まるテレビシリーズ『ツイン・ピークス』のティザーを公開した。30秒の映像では、カイル・マクラクラン演じるキャラクター、デイル・クーパーが初めて姿を現した。
新しいトレーラーでは会話のやり取りは無いが、『ツイン・ピークス』を象徴するあの音楽が視聴者を穏やかにテレビの中の町へと導いていく。そして、マクラクラン演じるクーパー捜査官が登場し、その後、「ツイン・ピークスへようこそ」と書かれた看板が現れる。
リバイバル版『ツイン・ピークス』は、5月21日(現地時間)の午後9時から、2時間のプレミア版で復活する。完全限定のイベントシリーズは、18時間になる見込みだ。
リバイバル版『ツイン・ピークス』は、1990年から91年にかけて2シーズンにわたって放送されカルト的な人気を博したオリジナル版シリーズをもとにしており、オリジナル版のクリエイターである デヴィッド・リンチ監督、マーク・フロストも参加している。オリジナル版でリンチ監督は、18時間の全てのシリーズを監督した。ツイン・ピークスに住む人々が、学園の女王ローラ・パーマーの衝撃的な死に呆然とさせられてから、今年で25年を迎える。
1月9日の週の前半に開催されたテレビ評論家協会(Television Critics Association)の冬のプレス・ツアーで、ショウタイム幹部は、リバイバル版『ツイン・ピークス』について、リンチ監督によるオリジナル版の“純粋なヘロイン” バージョンであると表現した。同イベントでは、リンチ監督もオリジナル版について言及した。発言の内容はこちら(英文)から見ることができる。