サッカーJ2の京都サンガF.C.は、元日本代表で昨季は名古屋グランパスエイトでプレーしたDF田中マルクス闘莉王選手の獲得を発表しました。
闘莉王選手はクラブを通じて「歴史あるすばらしいクラブでプレー出来ることは光栄であり、チームの一員となったからには京都サンガF.C.がJ1に昇格するため、全身全霊、自分の持てる力全てをかけて闘っていきます。ファン、サポーターの皆さま、熱いご声援をよろしくお願いいたします」とコメントしています。
名古屋では2015年シーズンで退団したものの、チームの低迷を受けて2016年9月に再加入した闘莉王選手。16位でJ2降格という成績に「これからも名古屋グランパスを愛する気持ちは変わりません」というものの、契約が折り合わず2回も退団の憂き目にあい「チームの方向性が見えない」「心はズタズタ」とスポーツ紙に語るなど不満を口にしていました。それだけに、同じカテゴリーの京都への移籍は注目が集まります。
名古屋からは闘莉王選手のほかにも若手の小屋松知哉選手、望月嶺臣選手が京都に移籍。一方で名古屋は新監督に前川崎フロンターレの風間八宏氏を迎え、サンフレッチェ広島からFW佐藤寿人選手を獲得するなど、昨季とは顔ぶれを一新したチーム作りを進めています。それだけに、京都と名古屋の直接対決は闘莉王選手の“復讐戦”として目が離せないだけでなく、J1昇格を巡る争いも混沌を極めることになりそうです。
田中マルクス闘莉王選手 名古屋グランパスより完全移籍加入のお知らせ(京都サンガF.C.オフィシャルサイト)
http://www.sanga-fc.jp/news/detail/35390/ [リンク]
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