キャリー・フィッシャーの訃報を受け、彼女に哀悼の意を捧げるファンの間で、1977年の映画『スター・ウォーズ』(後に『スター・ウォーズ エピソードⅣ/新たなる希望』に改題)のスクリーン・テストの模様が再び注目を集めている。
当初2006年にYouTubeに投稿されたこの映像は、ハリソン・フォード演じるハン・ソロを相手役に、レイア姫役のオーディションを受けているあどけない表情のフィッシャーが映し出されている。2人は、本編の中盤に登場する、デス・スターを破壊しようとする反乱軍の計画をレイアが説明するシーンを演じている。
映像は、笑顔のフィッシャーが、カメラに向かって名前と年齢を答えたところで終わる。
フィシャーは元々、ハリウッド・スターの一族(母デビー・レイノルズと父エディ・フィッシャーの子)として生まれたが、『スター・ウォーズ』シリーズへの出演によって、彼女のキャリアは急上昇した。
レイア役については、常に議論が飛び交った。2011年に出版された伝記『Shockaholic(原題)』の中で、フィッシャーは、反乱同盟軍のリーダーを演じるために10ポンド(約4.5kg)の減量を求められたと綴っている。フィッシャーは後に、2015年の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に出演するため、さらに厳しい35ポンド(約16kg)もの減量が要求された。
「彼らは私をまるごと雇う気はなく、私の4分の3だけ!」と、フィッシャーは2015年のインタビューの中で述べた。「実際は何も変わらない、ただ見かけを良くするためだけ。私は、体重と外見だけが大事な世界で働いている。本当に間違っていると思う。簡単だろうからもっと若くなれとも言われていたかもしれない」。
女優でありさらに脚本家でもあるフィッシャーは、最近になって自身とハリソン・フォード(当時はメアリー・マルクアルトと結婚していた)が、『スター・ウォーズ』撮影中の3か月間、恋愛関係にあったと明かした。
フィッシャーの死に応え、フォードは、「キャリー(フィッシャー)は、比類のない…卓越した、独創的な…ユーモアがあって、エモーショナルな怖いもの知らずだった。立派な人生を送ったよ」と、綴った。
オーディション映像の模様はこちら。
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