auが11月に発売したLGエレクトロニクス製スマートフォン『isai Beat』。Bang & Olufsenのセカンドライン“B&O PLAY”ブランドを冠し、充実したサウンド機能が特徴ですが、国内では初めて最新OSのAndroid 7.0を搭載する、最先端のスマートフォンという特徴も持っています。今回はその先進性に着目したレビューをお届けします。
最新のAndroid 7.0搭載
OSは最新のAndroid 7.0(Nougat)を搭載。アップデートで対応する『Nexus』スマートフォンを除き、国内でAndroid 7.0を搭載して出荷される初めてのスマートフォンになります。
Android 7.0の特徴的な新機能といえば、2種類のアプリを同時に表示できるマルチウィンドウ機能。画面の上半分でブラウザを見ながら、下半分で『Googleマップ』を開いたり、『YouTube』で動画を見ながらSMSを送信するなどの利用が可能。
横持ちにすると、2つのアプリを左右に並べることができます。
ほかにも、クイック設定タイルのカスタマイズの容易さ、バッテリーを節約する“Doze”機能の強化といった最新OSの恩恵を受けられます。
前モデルと比べてパフォーマンスが大幅に向上
CPUに2.2GHz×2+1.6GHz×2のMSM8996、メモリーは4GB、内蔵メモリーは32GBを搭載するパワフルなスペック。1.8GHz×2+1.4GHz×4のMSM8992を搭載した前モデル『isai Vivid』と比較すると、どれぐらいパフォーマンスが向上しているのでしょうか。
ベンチマークアプリ『Antutu Benchmark』を使って計測したところ、『isai Vivid』が49597のスコアだったのに対して、『isai Beat』は141478と、3倍近いスコアを記録しました。サウンドに強いだけでなく、3Dゲームや動画再生も余裕のパフォーマンスで楽しめます。
バッテリー容量は3000mAh。USB Type-Cポートからの充電では、バッテリー残量0%から約90分で満充電にできる高速充電に対応します。
よく使う機能にアクセスしやすいセカンドスクリーン
『isai Beat』のディスプレーは約5.2インチ WQHD(2560×1440)のサイズですが、印象的なのが右上に配置した約1.76インチのセカンドスクリーン。Wi-Fi、BluetoothなどのON/OFFができるクイックツールやアプリのショートカット、連絡先のショートカット、音楽プレーヤーの操作など、よく使う機能にすぐアクセスできるのが特徴です。
表示内容はカスタマイズでき、画面OFF時にも表示するように設定できます。
カメラの静止画撮影時には撮影モードの切り替え、動画撮影時にはズーム操作に利用できるなど、プリインストールされた一部アプリにはセカンドスクリーンが利用できるものも。
広角撮影に強いカメラ
カメラにも大きな特徴があります。『isai Beat』のメインカメラは、F1.8の明るいレンズで約1600万画素のカメラと、135°の広角レンズで約800万画素のカメラを搭載するデュアルカメラ。
撮影時には、通常撮影と広角撮影をワンタップですばやく切り替えられます。
インカメラも広角に強いのが特徴。120°の広角撮影にワンタップで切り替えができ、自撮りで3人並んで写すことも可能になります。
デザインの美しさにも注目
機能面の先進性を紹介してきましたが、『isai Beat』はデザインにも注目。オーディオ機器のようなメタリックな外装に、“B&O PLAY”ブランドロゴが存在感を放ちます。本体カラ―はチタンとゴールドの2色をラインアップ。
ラウンドフォルムの本体は持ちやすく、厚さを感じさせないデザイン。
セカンドスクリーンの存在により画面が上端までつながっているように見えることから、画面全体が手前に浮き上がっているように感じるのも大きな特徴です。
美しいデザインに先進機能を詰め込んだ『isai Beat』。その本領はハイレゾ対応、32ビット Quad DAC搭載と充実したサウンド機能にありますが、そちらはサウンド機能にフォーカスしたレビュー記事をご覧ください。
auスマートフォン『isai Beat』レビュー:サウンド機能編 Bang & Olufsenがチューニングしたこだわりの音をチェック[PR]
http://getnews.jp/archives/1578495
LG isai Beat LGV34 | 携帯電話/スマートフォン/タブレット | LGエレクトロニクス・ジャパン
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