最近はフリーズドライの技術が発達していて、どんな食べ物でもフリーズドライにできるらしい……。フリーズドライ食品って、保存のお手軽さもありますが、お湯で戻す時のワクワク感も楽しいですよね。
フリーズドライ食品を販売するアサヒグループ食品さんの“アマノフーズ”ブランドが運営するウェブマガジン『アマノ食堂』では、さまざまなフリーズドライ食品を紹介。鍋焼きうどんや果物、アイスまでフリーズドライに! 本当になんでもできそう!!
『まごころ出前』という連載は、思い出の味を再現してフリーズドライ食品で届けてくれる名物企画。フリーズドライ食品を作るだけでもすごいのに、思い出の味まで再現してくれるの? 試してみたい!
というわけでガジェット通信編集部からも、「みんなの思い出の味を作ってください!」とアマノフーズさんにお願いして『まごころ出前』をしてもらうことに。やったぜ!
“思い出の味”と言えば、やはり大人になると食べられない“学校給食”でしょう。アマノフーズさん立ち会いのもと、ガジェ通編集部みんなの思い出の給食をプレゼンしました。
みんなの思い出の給食は? 編集部で語ってみた
shnsk:うちはソース焼きそばは出たことがなくて、給食の焼きそばといえば塩焼きそばだった。きくらげとか人参とかが入ってて好きだったんだけど。ある日、なぜかその塩焼きそばに木の枝が入ってて、これはどこでどういう経緯で入ったものなんだ!? ってクラス中で大騒ぎになって思い出に残ってるメニュー。
non:私はビビンバが思い出の給食で、牛肉の細切りとほうれん草と炒り卵がごま油で炒めてあって。それをごはんに盛り付けて食べる。すごく美味しくて好きだったんだけど、子ども用に味付けしてあるので辛くない。だから初めて本当のビビンバを食べたときに「全然味が違う!」って衝撃を受けた思い出の味。
よしだ:(人気給食メニューの)正解出しちゃっていいですか? 揚げパンでしょ!
erini:きなこついたやつ?
よしだ:きなことチョコもありましたよ。
non:え! うちはチョコはない、若いからだ!
shnsk:でも油っこいから苦手な子もいたよね。食べ残しをビニール袋に入れて机の中に入れたまま持って帰るの忘れちゃったりさ。
藤本:ハンバーグなかったな、と思ったけど、豆腐ハンバーグだった。ひじきが入ってて。
よしだ:あとチリコンカン的なのありましたよね。
non:ないよ、若者だからだよ!
shnsk:カレーは人気あったけど、小麦粉使っててごねごねした感じ。
よしだ:確かにあのカレーはもう食べることがないかもしれないですね。
藤本:なんか白っぽくなかったですか?
erini:あとグリンピースが入ってた! 苦手で給食当番の人に頼んで、よそうときに入らないようにしてもらってた。
よしだ:わかめごはんってありましたね。
藤本:めっちゃ美味いよね。基本、白ごはんじゃない日は嬉しかった。ふりかけとかでわかめを混ぜる商品ってあるけど、給食のわかめごはんの味にはならないよね。
non:秋刀魚の蒲焼きも美味しかった。
erini:美味しかったけど、すごく硬かったよね(笑)。
shnsk:学校では出なかったんだけど、僕らが小学生のころ“タケちゃんマンライス”ってのがあったらしい。
non:へー! 時代ですね!
shnsk:今はミルクファイバーライスって言って、麦を混ぜた米を牛乳で炊いた炊き込みごはん。メニュー名を募集したら、当時タケちゃんマンが子どもに大人気だったから、投票で選ばれたらしいよ。
よしだ:今だったら権利関係で難しそうですね(笑)。
思い出の麺類あれこれ
non:ソフト麺って、もう作っている工場が減っていて、だんだん給食メニューからなくなっているらしいですよ。でも確か元から関西では出ないんですよね。
よしだ:ソフト麺は、ミートソース以外に味噌としょうゆとカレーがあった。
藤本:味噌ラーメンはもやしがクタクタで美味しかったな。
erini:七夕の時期に、七夕そうめんってあったよね。輪切りのオクラが星で、そうめんが天の川を見立ててるやつ。
藤本:あったあった、超懐かしい(笑)。七夕ゼリーもあった。
non:七夕ゼリー大好き! デザートは凍ったリンゴと凍った輪切りのパインが好きだったな。
erini:冷凍みかんも美味しい。
wosa:ワインゼリーは?
藤本:あれなんだったんでしょうね(笑)。懐かしい。
wosa:春雨サラダはみかん入りだった。
non:え、みかん入ってないですよ。
藤本:春雨サラダには入ってないけど、パスタサラダにはみかん入ってた。
non:あった! パスタサラダ懐かしい!!
「自分で完成させてね」メニュー
erini:コッペパンと焼きそばは一緒に出てきて、勝手に挟んで焼きそばパンにする。
wosa:ハンバーグとレタスとコッペパンの日もあって、ハンバーガー作るんだろ? ってメッセージが込められてる。
non:パインや黄桃、レーズンが入った甘いフルーツクリームと食パンが出て、食パンに挟んでフルーツサンドにして食べてた。
ご当地メニューも思い出に
藤本:長野は松茸ごはんがありました。混ざっているのは松茸じゃないきのこで、ほんのり香り付け程度に松茸使ってたんじゃないかな。あと手巻き寿司の日があって、具材として山ごぼうが入っててすごく嫌だった。
non:千葉は味噌ピーが給食にも出ました。うちはビニールの個包装で袋の端を切って、1粒ずつ押し出して食べるワンハンドスタイル。
erini:関西だと、小学校6年間で1回だけ納豆が出た。出てもやっぱり大半が食べられないんだけどね。
また、個人的に思い出に残っているのが、カレー風味のシチューに柔らかい肉団子とマカロニとグリンピースが入ったメニュー。かなり特徴のあるメニューなのですが、千葉県出身の方、覚えていないでしょうか? 苦手だったなぁ(笑)。
他にも「カレーの日は三角パックのオレンジジュース」、「液体のミルメークがあった」など牛乳以外の飲み物の話題や、「チーズがよく出たよね」、「何かとカレー風味にしたがる」、「グリンピース入れがち」といった、給食あるあるで盛り上がった思い出の給食語り。話すとだんだん思い出してくる!
編集部で挙がったメニューの数々の中から、アマノフーズさんでチョイスしてチャレンジしてもらうことに。さて、フリーズドライで再現される給食メニューは何になるのか!? 続報にご期待ください!
『アマノ食堂』では『まごころ出前』のほかにも、旬の食材活用法を紹介するコラム、アマノ食堂を訪れたお客さんの“おいしいお話”が聞ける対談企画、開発担当者がフリーズドライ食品開発の舞台裏を紹介するコラムなど、読み応えのあるコンテンツが充実。読むとおなかが空いてきますよ!
アマノ食堂:
http://amanoshokudo.jp/