ついに、2049がやってくる。
米ワーナー・ブラザーズは12月19日(現地時間)、映画『ブレードランナー』の続編となる映画『ブレードランナー 2049』のトレーラーを公開し、このSF最新作に出演するライアン・ゴズリングとハリソン・フォードの姿を初めて披露した。
フォードが演じるリック・デッカードは「レプリカントはただの機械……恩恵か脅威のどちらかだ」と語る。「恩恵ならば、問題はない」(デッカード)。
不毛で暗いオレンジ色の風景の中、ゴズリング演じるキャラクターが、荒廃した巨大な建物をすり抜け、デッカードと対峙する。
フォードは「俺は有能だった。お前よりもな」と語り、銃を手にしてゴズリングにゆっくりと近づく。ゴズリングは「時代は変わった」と答える。
ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督し、ジャレッド・レトー、ロビン・ライト、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、カーラ・ジュリ、バーカッド・アブディ、デイヴ・バウティスタらが出演する。
同作は、1982年のオリジナル版から30年を経た世界が舞台となる。ゴズリングはロサンゼルス市警の警察官Kを演じる。彼は、社会をさらに解明する可能性のある秘密を暴こうとする新たなブレードランナーだ。そして、30年間行方不明となっている、やはり元ロス市警のブレードランナー、デッカードを探し始める。
フィリップ・K・ディックによる短編小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を基に、ハンプトン・ファンチャーとデヴィッド・ピープルズが続編の原案を作り、ファンチャーとマイケル・グリーンが脚本を執筆した。
オリジナル版の監督は、リドリー・スコットが務めた。オリジナル版の舞台は2019年のロサンゼルスで、ロス市警のブレードランナー(デッカード)が別世界の植民地から逃げ出したレプリカントを追う。
サンダーバード・フィルムズのフランク・ギストラとティム・ギャンブルが、スコット、ビル・カラッロらとともにエグゼクティブ・プロデューサーを務める。
米ソニー・ピクチャーズがアルコン・エンターテインメントと共同出資し、米国以外の配給を担当する。
映画『ブレードランナー 2049』は、2017年10月6日(現地時間)に米劇場公開される。
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