roland-emmerich-dark-matter.jpg

ローランド・エメリッヒが、ブレイク・クラウチ原作のベストセラー小説をもとにしたSFスリラー映画『Dark Matter(原題)』の監督を務めるため、米ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメントと初期段階の交渉に入っている。

マシュー・トルマックが、7月にクラウン・パブリッシング・グループから出版された小説『Dark Matter(原題)』の映画版をプロデュースしている。同作は、シカゴで家族とともに温かい暮らしを送る大学の物理学教授を中心に描かれる。この教師は、マスクをかぶった誘拐犯に失神させられ、自分の妻が妻ではなく息子も生まれておらず、そして、彼自身の学説が次元間移動のための技術として完全に実用化され、自分が注目に値する不可能なものを達成した著名な天才であるという見知らぬ世界で目を覚ます。

ソニーは、2014年に同作の映画権利を獲得した。アンドレア・ギアネッティが、同スタジオに向けてプロジェクトを統括する。

エメリッヒ監督は最近、オリジナル版映画『インデペンデンス・デイ』から20年の時を経て、映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』を監督兼プロデュースした。近年の監督作には、2015年に公開された映画『ストーンウォール』、2103年に公開された映画『ホワイトハウス・ダウン』がある。また、映画『2012』、映画『デイ・アフター・トゥモロー』、映画『スターゲイト』など、高額な製作費をかけたSFプロジェクトを監督した。

クラウチは、2015年に米テレビ局FOXにより同タイトルでのテレビシリーズとなった『ウェイワード・パインズ 出口のない街』の3部作の著者である。

エメリッヒ監督は、CAA(クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー)と代理人契約を結んでいる。このニュースはDeadline Hollywoodが最初に報じた。

関連記事

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1572980