＞＞100歩譲って寿司を箸で食べるのはギリ許されるとしても
お寿司に関しては、キミでも食べられる回転系や近所の安いお寿司屋さんだけにしてね。
高級店では、寿司をつまむ箸使いが作法としてけっこう大事だったりするので。

焼き鳥に関しては、
＞＞昔から焼き鳥は串を刺したまま食べるのが普通です。
というキミの「普通の定義」の仕方には賛成しない。なぜなら食で満足するという行為は、極めて個人的な問題であるからだ。他人の決めた普通などどうでもよいのである。特に焼き鳥屋さんというざっくばらんな空間では、作法云々はおろか、どう食べようと許されるのではないかと思うからである。
が、そもそも串から外して食うものなら、最初から外して提供されるのが日本料理的な普通だと思うので、私も外さずに食べている。

また、最後に残ったものを
＞＞串の先端にスライドさせ…
というのは卓見のようにも聞こえるが、もし箸を使って先端に移動させるのなら、そのまま箸でつまんで食べるほうがスマートなのではないだろうか。
その証拠に写真の女性は、左手で串を持ち、右手に持った箸でスライドさせ（写真2枚目3枚目）、さらに串を右手に持ち替えて食べている（写真4枚目）。そのまま箸でつまんだ方がひと手間少なくなり、いち早く食欲を満たすことになるはずである。しかも酔っていなくても、この緻密な作業をスムーズに行おうとすれば、この間は同席との会話が途切れることは必至と言えるだろう。キミのようにこういうことにこだわり、悦に入りながら独りで飲食する客には関係ないことだが。

むしろかわいい女の子や知的を思わせる美人が狙いすました目つきで、真ん中ら辺に刺さっている肉片にそのままかぶりつくほうが、食に対する本能的な姿をさらすこととなり、ほほえましく、あるいは官能的に映るというものではないだろうか。

それにしても、写真のネイルと、モデル女性の服装とのアンバランスのほうが気になる。執筆者はこういうことには気が向かないのだろうか。