Googleは11月22日、メディアストリーミング端末『Chromecast』の上位モデル『Chromecast Ultra』を『Googleストア』などのオンラインストアと取扱店舗で国内向けに発売しました。価格は9720円(税込み)です。
『Chromecast』は、本体をテレビに接続すると、同じWi-Fiネットワークに接続したAndroid/iOSのスマートフォン、タブレットで再生する動画コンテンツの表示や画面のキャスト、パソコンの『Chrome』ブラウザのキャストができるメディアストリーミング端末。『Chromecast Ultra』は、国内では2014年に発売された『Chromecast』の3世代目のモデルで、米国では11月から販売を開始しています。『Netflix』や『YouTube』が対応している4Kコンテンツ、HDR(High Dynamic Range)動画に対応した点が最大の特徴。HD画質のテレビでもテレビの最大解像度に合わせてコンテンツを最適化して表示できます。
大容量のストリーミングデータを扱うため、ACアダプターにイーサネットポートを搭載。従来のWi-Fiだけでなく、有線LANを使って安定した速度のストリーミングを楽しむことができます。
前モデル同様、円盤状の本体にHDMIケーブルが接続された形状を採用し、ケーブルを折り曲げて端子を本体マグネットで吸着できます。
パッケージには国内の『Chromecast』対応サービスのロゴをプリント。
パッケージ内には本体、本体に接続するmicroUSBケーブルが付属するACアダプター、設定ガイドが同梱されています。
早速、HD解像度ですがテレビのHDMIポートににつないで使ってみました。
スマートフォンの『Google Home』アプリを使えば、『Chromecast Ultra』本体を検出してセットアップが可能。案内どおりの手順で、数分でセットアップが完了します。
処理速度が向上し、画面のキャスト(ミラーリング)でも滑らかに再生ができます。ゲームアプリ『タラコたたき』もスムーズにプレイできました。
『YouTube』アプリでは4K映像が高精細に再生できることを確認できたほか、HDR動画では高精細かつ色鮮やかな映像が楽しめました。ストリーミング映像配信サービスの4K対応が進む中、4Kテレビやモニターのユーザー、『Google Play』や『YouTube』を中心に利用するユーザーには注目のメディアストリーミング端末になりそうです。
Chromecast – Google
https://chromecast.com/intl/ja_jp/chromecast/