株式会社TSUTAYAと、 映像・出版・音楽の企画製作等のエンタメ事業を展開するカルチュア・エンタテインメント株式会社から、日本の未来を担う映画監督を発掘し支援するプロジェクト『TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016』の最終審査員会が11月10日(木)に恵比寿ザ・ガーデンホールにて開催。受賞作品が決定しました。
『TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016』とは?
『TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016』は、映画の企画書を募集し、3作品選んで、1作品あたり最低5000万円の制作資金と制作体制のバックアップ、TSUTAYAでの独占レンタルといった作品流通までバックアップするというなんともふとっぱらな企画。
今回、グランプリに輝いたのは、渡部 亮平氏(脚本/監督)の『哀愁しんでれら(仮)』。準グランプリ(Filmarks賞)にヤング ポール氏(映画監督)の『ゴーストマスターズ!~呪いのビデオができるまで~(仮)』、 準グランプリ(GREEN FUNDING賞)に金井 純一氏(映像ディレクター)の『ファインディング・ダディー(仮)』が決定。さらに急遽、 審査員特別賞が設けられ、審査員特別賞として、箱田 優子氏(映像ディレクター)の作品名『ブルーアワー(仮)』が選出。
『TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016』受賞作品
グランプリ受賞:『哀愁しんでれら(仮)』渡部 亮平氏(脚本/監督)
企画ポイント:不幸のどん底にいた女が、 王子様と結婚し、お城(愛の巣)に住みはじめ、徐々に家族の絆という“毒”に新色されていく…。 本作は、 誰もが憧れる「シンデレラ」の衝撃のアフターストーリーを描く。
「幸せな女性」の象徴であるシンデレラの恐ろしい行く末を目撃してください。
準グランプリ(Filmarks賞):『ゴーストマスターズ!~呪いのビデオができるまで~(仮)』ヤング ポール氏(映画監督)
企画概要:低予算ホラーの撮影現場、当然スタッフは誰も幽霊なんて信じていないが、そこにホンモノの悪霊が現れた……!映画を信じて過酷な撮影現場に身を置くスタッフたちが、 死んでもビデオを完成させようとする熱血ホラーコメディ!
準グランプリ(GREEN FUNDING賞):『ファインディング・ダディー(仮)』金井 純一氏(映像ディレクター)
企画概要:笑えて泣ける感動のエンタテインメント作品。物語は、白血病の娘、血のつながりなどシリアスなテーマを扱うが、 三枚目で冴えない父親の必死な姿を通して、見る者に笑いと、深い感動を与えたいと思う。
審査員特別賞:『ブルーアワー(仮)』箱田 優子氏(映像ディレクター)
企画概要:人生の夜明けなのか日暮れなのかどちらともつかない時間を過ごす主人公の妙齢女。嫌いな田舎に帰省するも、家族ともすれ違い、埋められない溝を確信し、結果やっぱ田舎嫌いだわって思うっていうみみっちい話を、実話に基づき、しけた田舎で面白おかしく美しく切り取ります。
当日のプレゼンテーション審査会では、どの作品もそのまますぐに映画でみたい! と思わせるすでに完成度の高い作品ばかり。
授賞式では、女優の鈴木京香さんも「今回、最終審査に参加するにあたり、8作品の脚本を読み、作品ごとに毎回新しい気持ちになってとても楽しかったです。今回受賞されなかった方も、どうぞ、ご自身の作りたい映画を諦めずに作り続けてください。 今後、みなさんの脚本を目にする機会があるように私自身も頑張っていきますのでみなさんもぜひ努力を重ねて夢を持ち続けていただきたいと思います」とコメント。
またこの日、昨年開催された『TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM2015』最優秀賞受賞作品である『嘘と寝た女(仮)』(監督:中江和仁さん)の東宝製作・配給決定が発表されました。劇場映画として全国公開となります。さらに家庭でのレンタル・配信作品としても展開予定。
『TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM2015』、そして『TSUTAYA CREATORS’ POROGRAM2016』。今後の映画化やDVD展開が楽しみですね。
『TSUTAYA CREATORS’ POROGRAM2016』最終審査進出作品(プレゼンテーション順)
・作品名:『少年のウタ』(仮)
企画者:甲斐 博和さん(文筆業、 映像作家、 シェルター勤務)
企画ポイント:「少年のウタ」は、 切ないほどの「生きづらさ」を抱えた13歳の少年「虎」がフリースタイルラップと出会い、 初めての友情や恋を知りながら、 誰もが驚くような成長をしていく、力強くてがむしゃらな青春作品です。・作品名:『ど田舎ウォーズ』(仮)
企画者:谷 絵里香さん(映像クリエイター)
企画ポイント:今っぽさが本作の売りです!「過疎化地域の学校の統廃合」という社会問題に「クラウドファンディング」を使って立ち向かう、 小学六年生の主人公。 大好きな母校を守り抜きたい。 だって、都会では居場所がなかった僕を変えてくれたから。 少年の切なる思いは観る人の心を揺さぶります。・作品名:『哀愁しんでれら』(仮)
企画者:渡部 亮平(脚本/監督)・作品名:『ブルーアワー』(仮)
企画者:箱田 優子(映像ディレクター)・作品名:『ゴーストマスターズ!~呪いのビデオができるまで~』(仮)
企画者:ヤング ポール(映画監督)・作品名:『東雲コントラスト』(仮)
企画者:野村 東可さん(会社員)
企画ポイント:いま、 大人になる過程で、自分で「自分の気持ち」を問うことを経ない人たちが多くいるように思う。 その邪魔のひとつが、社会がひく境界線だ。周囲の人たちの優しさがそれをなくし、そのとき本来の自分に出会える、 という作品。・作品名:『ファインディング・ダディー』(仮)
企画者:金井 純一(映像ディレクター)・作品名:『デッド・レター~配達不能の手紙~』(仮)
企画者:斉藤 玲子さん(映画監督)
企画ポイント:「今世の中で起こっていること」を「エンタテインメント」で「新しいもの」として表現しようと練りあげ生まれた殺人鬼です。 善意の殺人鬼と対決する若き医師善意の殺人鬼と対決する若き医師は正義を貫けるのか、 主人公と一緒に恐怖を体験できます!
『TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM2016』最終審査員
阿部 秀司 (株式会社阿部秀司事務所 代表取締役/映画プロデューサー)
犬童 一心 (映画監督)
久保田 修 (C&Iエンタテインメント株式会社 代表取締役社長/映画プロデューサー)
齋藤 優一郎 (スタジオ地図代表取締役 / 映画プロデューサー)
鈴木 京香 (女優)
中沢 敏明 (株式会社セディックインターナショナル 代表取締役/映画プロデューサー)
中西 一雄 (カルチュア・エンタテインメント株式会社 代表取締役社長)
増田 宗昭 (カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長兼CEO)
公式サイト
TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM2016
http://top.tsite.jp/special/tcp/
[リンク]
TSUTAYA TV INDEPENDENT FILM PROGRAM
http://top.tsite.jp/special/tip/[リンク]
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