11月12日、東京都写真美術館ホールで映画『追憶』の舞台挨拶が行われた。
登壇したのは監督の小栗謙一さん、駐日パラオ共和国特命全権大使のフランシス・マリウル・マツタロウさん、大使夫人のルーシー・マツタロウさん。
本作は升本喜年さんの著書『「愛の手紙」~ペリリュー島玉砕~中川州男の玉砕』(熊本日日新聞社)を原案とし、日米の膨大な資料を引用しながら太平洋戦争中の死闘として知られるペリリュー島の戦いを描いたドキュメント映画だ。
今月5日の公開以来、10日にはテレビ番組『news every.』(日本テレビ)で取り上げられるなど注目を集めている。
「パラオについてみなさんと共有できることをとてもうれしく思います。小栗監督にも私の出身地であるペリリュー島のことをドキュメンタリーにしていただき、大変感謝しております。」
と語ったマツタロウ大使。
ペリリュー島を統治するパラオ共和国は豊かな観光資源を持つとともに古くから日本文化を受け入れてきたたいへんな親日国と言える。
遠い南洋に想いをはせ、また平和への想い、国際親善の精神を養う機会としてぜひ観ておきたい作品だ。
ドキュメンタリー映画『追憶』予告編(YouTube)
https://youtu.be/b5uXZMaLNiI
画像は『Twitter』より引用
https://twitter.com/tsuioku1105