2016年8月26日に公開され、観客動員がわずか39日間で1000万人を突破。2016年11月3日の時点で興行収入が176億円に達している新海誠監督作品『君の名は。』。国内では1997年の宮崎駿監督『もののけ姫』の193億円を超えて歴代トップ3の興行収入に達するか注目されるところですが、2016年10月21日に公開された台湾・台北でも10月31日の時点で台湾で公開された日本映画として新たに第1位になったというニュースが飛び込んできました。
これまで台北でトップだったのは、1999年公開の『リング』の50,836,840台湾ドル(約1.62億円)。それが今回の『君の名は。』が52,909,581台湾ドル(約1.69億円)となり、公開10日で早くも記録を塗り替えたことになります。また、全台湾での興収は125,556,618台湾ドル(約4.01億円)に達しており、数字はまだまだ伸びそうです。
スペインの第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭ではアニメーション部門の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞し、韓国の第18回プチョン(富川)国際アニメーション映画祭でも長編コンペティション部門で優秀賞と観客賞をダブルで受賞する快挙を達成、第60回BFIロンドン映画祭にて公式コンペ「Official Competition」に長編アニメーションとして初めてノミネートされるなど、世界的にも高い評価を受けている『君の名は。』。既に世界89の国と地域で海外配給が決定。シンガポールでは11月3日、香港では11月11日、イギリスでは11月24日、韓国では1月上旬と各国で次々に公開され、日本だけでなく世界的に『君の名は。』旋風を巻き起こすことができるのか注目されます。
映画『君の名は。』公式サイト
http://www.kiminona.com/
(c)2016『君の名は。』製作委員会
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