日本の大手映画配給・興行会社の東宝は、2016年度の業績予想を修正し、最終利益が対前年比28%増収の330億円になると発表した。
当初の予想では14%減収の見込みだった。東宝の2016年度の決算は2017年2月である。
上方修正の大きな理由は2つ。8月31日の公開からわずか52日で興行収入150億円に達した新海誠監督のヒットアニメ映画『君の名は。』と、7200万ドルの興行収入を記録する見込みの映画『シン・ゴジラ』によるものである。
東宝の常務取締役の浦井敏之は「新海監督の『君の名は。』がここまで大きくなるとは予想できなかった」と述べた。
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