限りなく秋葉原の食を探求する“ガジェ通秋葉原制覇”ですが、まだまだ筆者(YELLOW)の訪れていない店も多々あります。
というわけで、今回は気になってたけど行けて無かったぜHEY!みたいな『天神屋』で御座います。
祝!土曜日ランチ営業再開!!
と、いうのも日曜祝日が定休日なので、理論上は土曜日しかチャンスがない『天神屋』なのですが、店主の体調不良の為に土曜日は休みな日々が続いていました。
しかし!
久しぶりに通ってみたら土曜日のランチ再開みたいな張り紙があり、全オレが歓喜した次第であります。
ちなみに秋葉原のグルメは“昭和通りを渡ってからが本番”と何度も説いているのですが、あえて言おう!
「いいから、さっさと昭和通りを渡りやがれ!」
逆に言えば秋葉原の中心部で美味しい店を出せと言われても、そんなに沢山は出て来ませんので、とりあえず昭和通りを渡る方向でお願いします。
やたらと“お得”な『天神屋』
まず“大盛り無料”な時点で神店ですが、さらに店内のカウンターには様々な特典を受けられるサービスが書かれていました。
「モバイル会員になるのは必須じゃなかろうか?」
しかも大盛り無料どころか“食べ放題”みたいなシステムも有るようですね。
これは秋葉原中を探しても無さそうなサービスでして、筆者のようなデブには神サービス以外の何者でもありません。
『特製らーめん』を食す!
というわけで、基本的にはデフォルト、スタンダードなラーメン(一番安い奴)から攻略する筆者ですが、今回は無料で大盛りにレベルアップしたので、店を応援する意味も含めて『特製らーめん』(880円)にしてみました。
結果、こんな感じのビジュアルです。
「美味い予感しかない!」
とは、この事でしょうか? やや家系を彷彿させるビジュアルですが、スープは豚骨メインではなく鶏ガラメインですので、味の方はそこそこ別物で御座います。
全ての具材が愛おしい件の是非
さすが特製、写真のボリューム感もパネェ感じではないでしょうか?
チャーシューも大きいので、2枚でも十分な威力があります。肩ロースの美味しさが出ていて文句無しの一品です。
味玉もイイ感じですね。筆者はラーメンに味玉を必須としないシンプル派ですが、味玉自体は嫌いじゃないです。
やはり微妙に家系チックな面影がある『特製ラーメン』ですが、ラーメンに合う具材となるとレギュラー打線が固定になるのは当然でしょうか?
スープのチカラ強さも最高レベルである!
ちょいちょい流行っている“豚骨&魚介系”のスープ、それを“鶏&魚介系”に振った方向性のスープですが、コレが結構ハマる味かと思います。
豚より鶏が出ていて比較的あっさり、しかし濃厚なコクとドロさ加減が出ていてチカラ強く、そこに魚介と言うか乾物系の風味、香りが加わっています。
この芯のあるスープを“無化調”(化学調味料無し)で出しているのですから、その実力はなかなかのモノだと思いますね。
『天神屋』自慢の自家製麺
麺は太麺、家系の中太麺よりチョイ太いくらいですが、スープが強いのでバランスしています。
当然、麺が太いだけ小麦の風味と言うか麺自体の美味しさも前に出るので、なかなか食べ応えのある感じです。
ゆえに、細麺派には若干シンドイかもですが、逆に太麺派には最高の麺かと存じます。
ご馳走様でした!
『特製らーめん』 総評
個人的には評価の高い一杯だったのですが、やはり周囲の超有名店である『饗 くろ喜』や『青島食堂』が強過ぎるので、いまいちメジャーになれない感じでしょうか?
ここら辺は『粋な一生』にも当てはまるのですが、かなり良い線を行ってるラーメンなんだけど、やはり有名どころに人は流れてしまう“ラーメン激戦区”の難しさかもしれません。
しかし!
逆に超有名店に行くと超行列で振られるパターンもあるので、その様なシチュエーションで『天神屋』を利用するのは、非常に有効なパターンだと思うので、もっともっと多くの人に『天神屋』の存在を知って欲しいですね。
なんなら最初は「ラーメン大盛り無料だから行くか?」みたいなライトな感じで良いですし、せっかく昭和通りを渡って歩いたのにラーメン食べずに戻るのも勿体ないので、そんな時に“ガジェ通秋葉原制覇”の記事を思い出すと幸せになれると思います。
それでは、是非みなさんも『天神屋』の美味しいラーメンを食べてみて下さい。きっと新しい発見があると思いますよ。
『天神屋』
住所:東京都千代田区神田佐久間町3-28
営業時間 11:30~21:00 土曜日11:30~15:00
定休日:日曜祝日
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
コメント
コメントを書く