現在、日本テレビで毎週水曜日に放送されているドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』。
石原さとみ演じる主人公は、ファッション誌の編集者を目指し出版社に入社したものの、地味な校閲部に配属され……というもの。
ネット上では、10月8日の『ビジネスジャーナル』に
石原さとみ『校閲ガール』、放送事故レベルの現実乖離に批判殺到「校閲をナメるな」
http://biz-journal.jp/2016/10/post_16860.html[リンク]
というタイトルの記事が掲載されたかと思うと、10月11日には『エキサイトレビュー』に
石原さとみ「校閲ガール」放送事故レベルとか安易に言うな、ドラマをナメるな
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20161011/E1476123376301.html[リンク]
「石原さとみ『校閲ガール』、放送事故レベルの現実乖離に批判殺到「校閲をナメるな」」(Business Journal)という記事があがっていた。
「ほう、どれどれ」と読んでみたが、いやいやいやいや、そんなんで放送事故レベルって言うのはいくらなんでも誇大妄想。
もしくはPV狙いの釣りタイトル。ウケ狙いの扇動だ。ひどいなー。
WEBライターは焼きゴテをお尻に当てられて泣きながら書いてるという都市伝説を信じてしまいそうになる酷さだ。
なる記事が掲載される。はたまた、10月12日には『アサ芸プラス』には
ありえない!石原さとみ「校閲ガール」の“あの部分”を編集者がダメ出し
http://www.asagei.com/excerpt/67746[リンク]
という記事が掲載されるなど、なにかと盛り上がっている模様である。
そんな中、ミステリー作家の石持浅海さん(@Ishimochi_Asami)は10月11日に
最近校閲さんの話題で盛り上がっていますが、作家、編集、校閲のすべてのチェックをくぐり抜けた僕の本を紹介しましょう。 pic.twitter.com/Ii5arwMLhB
— 石持浅海 (@Ishimochi_Asami) 2016年10月10日
最近校閲さんの話題で盛り上がっていますが、作家、編集、校閲のすべてのチェックをくぐり抜けた僕の本を紹介しましょう。
とツイートし著書の一部と思われる画像をアップした。赤い線で囲んである場所、
「もちろん」
と書かれているかと思いきや、よく見れば”ち”と”ろ”逆になっているという衝撃の誤字。大きな反響を呼び、13日お昼の時点で5万7千件以上のリツイート、4万6千件以上の「いいね!」を集めていた。
「これを思い出しました」と、漫画のセリフの
「おちこんでるらしいんだぜ」
の”こ”と”ん”がひっくり返った画像つきの返信が寄せられるなどして盛り上がっていた模様である。
※画像は日本テレビのサイトより引用