【無料】ガジェット通信ブロマガ

【CEATEC2016】ウェアラブルデバイスの配線やケーブルが絡まないACアダプターに 旭化成の伸縮できる電線『ロボ電』

2016/10/05 17:00 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
roboden1-1024x683.jpg
10月4日から7日にかけて幕張メッセで開催中の展示会『CEATEC JAPAN 2016』。旭化成は、伸縮できる電線『ROBODEN(ロボ電)』を出展、ウェアラブルデバイスやヘッドホン、ACアダプターへの利用例を提案しています。

roboden2-1024x683.jpg
roboden3-1024x683.jpg
『ロボ電』は、引っ張っても伸び縮みができる電線。たるみが少なく、耐久性があることから、多関節ロボットの配線などに利用されています。従来のロボット向けの電線を『ROBODEN TR 』として、新たに情報機器の配線向けに細く、水洗いにも対応する『ROBODEN TI 』をラインアップして展示しています。

roboden4-1024x683.jpg
roboden5-1024x683.jpg
ゴムひものように伸び縮みするのですが、断線することはありません。

roboden6-1024x683.jpg
その理由は、ゴム素材の線の周りに、らせん状に巻いた電線を繊維で編み込んでいるため。電線同士が重なって断線することがないだけでなく、電線の間隔が一定に保たれるので、インピーダンスが安定するというメリットがあります。

roboden7-1024x683.jpg
roboden8-1024x683.jpg
たとえばワイヤレスイヤホンのケーブルに使用すると、ランニングのときでもケーブルが体にパタパタ当たることなく、フィットした状態を保つことができます。ブースでは振動する頭部模型を使って比較するデモを展示中。

roboden9-1024x683.jpg
roboden10-1024x683.jpg
ACアダプターのケーブルに使用すれば、ぴったりフィットした状態で巻き付けられるので、カバンに入れて持ち歩いてもケーブルがほどけたり絡まる心配はありません。ブースでは、通常のケーブルを使ったACアダプターと『ロボ電』使用のACアダプターを一緒に転がして比較するデモを展示。

roboden11-1024x683.jpg
roboden12r.jpg
ウェアラブルデバイスへの応用例として、グローブ型デバイスやスーツ型デバイスのサンプルも展示されています。今後、さまざまな情報機器やアクセサリーに採用が進みそうですね。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

ガジェット通信

ガジェット通信

このチャンネルの詳細