favs-lion.jpg

ジャングルの王になるべく、ジョン・ファヴローがアフリカのサバンナに向かっている。

米ウォルト・ディズニーは、映画『ライオン・キング』の実写リメイク版映画の監督にファヴローを指名した。ファヴロー監督は、すでに同スタジオによる映画『ジャングル・ブック』最新作で成功を収めている。ファヴロー監督は他にも、映画『アイアンマン』、映画『アイアンマン2』の監督を務めた。ディズニーは、生身の俳優を起用してアニメ映画『美女と野獣』やアニメ映画『シンデレラ』のようなクラシック・アニメーション作品を実写版映画化したり、『ジャングル・ブック』においてはCGの動物を使って作品を現代化するなど、過去作品の価値を発展させることに忙しくしている。おそらく、ライオンの調教の大幅な進歩がなければ、リアルな動物たちが映画に登場することはなかっただろう。デジタル技術の多様さのおかげである。

舞台『ライオン・キング』はこれまでに、トニー賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカルとして上演され大観衆を集め続けている。1994年に公開されたアニメ映画版『ライオン・キング』は、全世界で9億6880万ドルの興行成績を記録し、ディズニーの最も成功した作品の1つとなった。同作は、群れの王である父親を王座を奪おうとする悪党の叔父に殺されてしまった若いライオンの物語だ。ディズニーはおそらく、ティム・ライスとエルトン・ジョンが手掛けた楽曲『ハクナ・マタタ』や『愛を感じて』のような、アニメ映画でよく知られた音楽を最新作でも踏襲するだろう。

ディズニーとファヴロー監督は、『ジャングル・ブック』の続編も開発中だ。実写リメイク版『ライオン・キング』と『ジャングル・ブック』続編の劇場公開日は、どちらもまだ決まっていない。

関連記事

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1530354