古くから日本人に愛されてきたごはんとお茶の相性。その組み合わせは我々の身に染みついた当たり前の習慣ですが、伊藤園はその相性の根拠をサイエンスで実証。味覚センサーによる研究の結果、『お~いお茶』がごはんの甘味を引き立てるという調査結果を発表しました(AISSY調べ)。
という事は、ごはんとお茶を一緒に食べる“お茶漬け”を『お~いお茶』で作ったら最高においしいのではないか!? そんな事を思った筆者は、ごはんと『お~いお茶』の相性を検証しつつ、“お~いお茶漬け”のレシピを考案してみました!
ごはん×『お~いお茶』
お茶漬けの前に、まずは「ごはんの甘味が引き立つ」感覚を味わってみましょう。
ごはんをひと口食べ、その後に『お~いお茶』を飲んでみます。
ん! なるほど。ごはん単体で食べた時と比べ、『お~いお茶』の苦味と対比されて、ごはんの甘味が確かに引き立つような感じがします。加えて、『お~いお茶』の爽やかな香ばしさで“米クサさ”が消えて、ごはんの旨みだけが口の中に残りますね。
調査によると、「合わせて食べたときにおいしく感じるには、相反する2つの味覚のコントラストが重要」とのこと。つまり、ごはんの甘味を引き立てるには、お茶の苦味が相性バッチリなのです。
とはいえ、ただ苦ければOKということではなく、「ごはんの甘味とほぼ同一スコアのお茶の苦味と旨味が重なり、ベストなバランスに」することが重要。その点に置いて、程よい苦味を追及した『お~いお茶』は、これ以上ない相性の良さを発揮してくれるそうです。これはお茶漬けにも期待が高まる!
お~いお茶漬けレシピ(1)
それでは、いよいよお茶漬けを作ってみましょう。1品目は、シンプルにごま昆布の佃煮をトッピング。これなら夜中にお腹が空いた時でも手軽にサッと食べることできると思います。
『お~いお茶』を温めると、よりお茶の香りが立ちますね。香りが飛んでしまわないように、沸騰しない程度が良いでしょう。
昆布を乗せ、『お~いお茶』をかけたら完成。
さっそく実食です。
おぉ、イケるじゃん!
別々に口へ運ぶ時と比べ、先に『お~いお茶』の苦味が口の中に広がり、その後でごはんの甘味が追いかけてきます。科学的に正しいかはさておき、感覚としては苦味と甘味のコントラストの幅が広がった印象。『お~いお茶』のマイルドな苦味を強く感じる分、同様にごはんの甘味もグンと引き上げられたような感覚です。先にお茶のすっきりとした香りが鼻に抜け、最後にはごはんの旨みだけが強く口の中に残ります。昆布がダシの要素を補完してくれ、ぶっちゃけ期待以上にウマかったです!
ただし、昆布にも独自の甘さが味付けされているので、ごはんの甘味がややブレてしまった印象。ごはんの甘味と『お~いお茶』の苦味を邪魔しない、塩味や酸味をもつ具材の方がよりマッチするのかもしれません。
お~いお茶漬けレシピ(2)
ということで、続いては梅干し、シラス、みつば、かつお節、ごま、きざみ海苔を用意し、より本格的なお茶漬けを試してみました。
これは見た目からして間違いない感じ。
いただきます!
うん、激ウマ!
先ほどと同様に『お~いお茶』の苦味によって引き上げられたごはんの甘味がベースにありつつ、梅干しとシラスの酸味と塩味、そしてかつお節ときざみ海苔の風味が上手く融合しています。最後にはやはり、ごはんの甘味が口の中に長く残るのが味わい深いです。トッピングのおかげで旨みの要素がバランス良く引き上げられ、お茶漬けのカテゴリに限らず、料理として完成度の高い1品が出来上がりました。ダシ茶漬け派の人にもぜひ一度試してもらいたいです。
結論、ごはんの甘味が引き立つと実証された『お~いお茶』は、やはりお茶漬けにしても最高にウマいことが分かりました! きっと、たくあんなどの漬物とも相性が良いと思うので、みなさんも自宅でいろいろ試してみては?
画像:『お~いお茶』ブランドサイトより引用
『お~いお茶』ブランドサイト:
https://www.itoen.co.jp/oiocha/
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