いよいよ10月7日(金)より公開となる「ボーン」シリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』。
極限まで臨場感を追求したアクションシーンと、ノンストップで展開されるストーリー…それまでの映像表現の限界を打ち破り、その後のアクション映画の新機軸となった“ボーン”シリーズ。2002年に誕生したこのシリーズは、映画界に革命を起こしました。そして2016年、全世界が熱望したポール・グリーングラスとマット・デイモンの最強タッグによる最高傑作が約10年の時を経てついに復活。アリシア・ヴィキャンデル、トミー・リー・ジョーンズら豪華キャストを迎え、アテネ、ロンドン、ラスベガスなど世界中を舞台にジェイソン・ボーンの新たな物語が始動します。
『ボーン』シリーズの魅力といえば、リアル感のあるアクションシーン。その中でも、世界各国の特殊部隊で採用されている接近戦闘術「クラヴマガ」を取り入れた息もつかせぬ格闘シーンは、後のアクション映画に大きな影響を与える革新的なものでした。
そして、この格闘シーンの中で、圧倒的不利な状況から身の回りのものを武器にして、相手に勝ってしまうというのが毎作品お約束パターン。この男の手にかかれば、あらゆる日用品が武器になります。今回は、そんなボーンが日用品を見事に使いこなす名シーンを紹介いたします。
【ペン(勝)VSナイフ(負)】『ボーン・アイデンティティ』より
なくした記憶を探るボーンに襲い掛かる謎の敵。住宅で銃を乱射する敵の手から銃を離させることに成功しますが、もみ合いのなか相手はナイフを手にしてしまいます。丸腰のボーンは机に追い詰められてしまうのですが、ここで手に持ったのが“ペン“。ナイフで切り掛かってくる敵に対し、うまく交わしながらペンを相手の手に突き刺したボーンは、ナイフvsペンという圧倒的不利な戦いに見事に勝利します! シリーズではおなじみとなる、日用品アクションの伝説が始まった瞬間でした。
【丸めた雑誌からの電源コード】『ボーン・スプレマシー』より
今度の相手は包丁。目標の人物の自宅まで潜入し、その相手と対峙したボーン。しかし取っ組み合いが始まり、相手は包丁を手にしてしまいます。それに対し、何かないかと彼が手にしたのはなんと“雑誌”。切りかかってくる敵の包丁を丸めた雑誌で的確に対処し、見事に包丁を落とさせることに成功したボーンは、次なるアイテム”電源コード”を使用し相手の息の根を止めます!
【本は分厚いものに限る】『ボーン・アルティメイタム』より
シリーズ最強とも言える戦闘員と対峙したボーン。もみ合う中で、相手が手にしたのは蝋燭立て、そしてボーンが手にしたのは分厚い本という、おなじみの武器格差が生ます。蝋燭立てで殴りかかってくる相手に対し、まずは分厚い本で防御。続いて、足、頭とダメージを加えるとともに、本を活用しながら相手の顔を何度も殴打。本は分厚いものに限ります!
【攻守最強のタオル】 『ボーン・アルティメイタム』より
上記の戦いの流れのまま、トイレになだれ込む2人。先にカミソリという有利な武器を手にしたのはやはり敵でしたが、ボーンはタオルを持って応戦します。切りつけてくる攻撃をタオルで上手くいなしながら、相手の手にタオルを巻きつけることでカミソリを落とさせたボーンは、そのままタオルを攻撃にも使用。タオル一枚で、戦闘員を絞殺してしまうのでした。
日用品を使って相手をギッタギタに倒すのって、超中ニ病心くすぐりますよね! パワーアップして帰ってきた本作でも、もちろんお約束の日用品アクションが堪能できます。本作でボーンはいったい何を武器にしてしまうのか!? ご注目を。
(C) Universal Pictures
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