米アマゾンが、9月30日にストリーミングサービス配信を開始するウディ・アレンのテレビシリーズ『Crisis in Six Scenes(原題)』の初トレーラーを配信の2週間前に公開した。

トレーラーは、同番組が自己認識するような作品になることを堂々と示しており、劇中でアレンは、床屋で髪を切られている最中に、「テレビシリーズのアイデアをずっと考えているところなんだ」と、言う。

床屋は、「冗談好きな妻と子供やあれこれ言われ過ぎな夫が出てくるような、機能不全な家族の話?」と、質問する。アレンは言葉に詰まり、肩をすくめて認める。

『Crisis in Six Scenes(原題)』は、1960年代を舞台にする作品で、マイリー・サイラス演じるヒッピーのキャラクターに翻弄される、郊外に住むアレンとエイレン・メイによる家族の姿を中心に描かれる。

トレーラーで、サイラスはアレンに、「私はあなたが嫌いなんじゃないの…  あなたに関するものすべてが嫌いなのよ」と、言う。

アレンが脚本・監督を務めた同シリーズは6話から成り、1話は30分だ。この規模でアレンがテレビプロジェクトを手掛けたのは初めてだ。

レイチェル・ブロズナハンとジョン・マガロは、複数回に渡って登場するキャラクターを演じ、マイケル・ラパポート、マーガレット・ラッド、デヴィッド・ハーバー、クリスティーン・エバーソール、ベッキー・アン・ベイカー、ルイス・ブラック、レベッカ・シュル、ジョイ・ベハーがゲスト出演する。エリカ・アロンソンが、エグゼクティヴ・プロデューサーを務め、ヘレン・ロビンがプロデュースを手掛ける。

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