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映画『ウォークラフト』のダンカン・ジョーンズ監督、続編への関心と「誇りと激しい怒り」について語る

2016/09/07 16:30 投稿

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映画『ウォークラフト』を手掛けたダンカン・ジョーンズ監督は、米国で悲惨な興行収入に終わり辛辣な批評を受けたにも関わらず、同作を支持している。

ジョーンズ監督は、米メディアThrillistに、「私は『ウォークラフト』について、誇りと激しい怒りを同等に感じている。私は作品を愛している。かなりの時間を作品に費やし、すべての心を込めてこの仕事に取り組んだ。作品の一部はうまく出来たと思う。しかし、なるべき作品に仕上げるために、やるべきこと全てを押し進めることが出来なかったことで気が狂う思いもしている」と、語った。

ジョーンズ監督にとってうまくいかなかったことの1つは、映画のペース配分だった。それが、批評家達が作品をレビューする時に注目した要素の1つであることをジョーンズ監督は認識している。

「多くの人々は、作品の途切れたペース配分を酷評した。だが信じてほしい、実はこの作品のペース配分の結果について最も不満があるのはこの私だ。作品に何が起こっているのかを知らなかったわけではないが、私が言ったように、1000カットが死んだことによる」と、続けた。

しかし、すべての結果にも関わらず、ジョーンズ監督は、続編の余地を信じている。ジョーンズ監督は、『ウォークラフト』の世界がさらなる広がりをみせると考えている。

ジョーンズ監督は、「もし私たちに、『ウォークラフト』の世界観で別の映画をつくる機会があるとするならば、初回作品で(次作のための)準備をするところまで精一杯働いたと本当に感じている。ぜひとも、初作に費やした3年半のハードワークを活用していきたいし、ハードワークを終えた今、この世界で幾らかの楽しみを持ちたい。(だから)誰にもわからない。私はマゾヒストになっているだけかもしれないね」と、語った。

ジョーンズ監督は現在、アレキサンダー・スカルスガルドとポール・ラッドが主演する映画『Mute(原題)』を手掛けているところだ。

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