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サム・メンデス、米ディズニーによる実写版映画『ジャイアント・ピーチ』の監督へ交渉中

2016/08/31 21:00 投稿

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サム・メンデスが、米ウォルト・ディズニーによる実写版映画『ジャイアント・ピーチ』の監督を務める極めて初期段階での交渉中だ。

ディズニーにより公開された、ロアルド・ダール原作ヘンリー・セリック監督のアニメ版映画『ジャイアント・ピーチ』から20年が経つ。実写版映画は、ニック・ホーンビィも脚本家として予備交渉中だ。

1961年に出版され、空想的でありながらも恐ろしい内容の原作本は、ジェームズ・ヘンリー・トロッターという4歳の少年が主人公だ。トロッターは、愛情に満ちた両親が動物のサイに殺されてしまうまでイギリスで一緒に暮らしていた。ジェームズは意地悪な叔母2人に引き取られるが、その数年後に、後に友達となる人間のような昆虫を乗せた巨大な桃を生み出す魔法のかかったクロコダイルの舌をくれた老人のおかげで脱出する。

1996年に公開された『ジャイアント・ピーチ』は、実写とストップモーション・アニメーションが融合したもので、米国内の興行収入で2900万ドルを稼ぎ出した。ティム・バートンとデニーズ・ディ・ノヴィがプロデュースし、ポール・テリーが主人公のジェームズ役を務め、ジョアンナ・ラムレイとミリアム・マーゴリーズが蟻を演じた。

メンデス監督は、直近のジェームズ・ボンド映画2本、2012年の映画『007 スカイフォール』、2015年の映画『007 スペクター』を監督した。その他の監督作には、映画『ロード・トゥ・パーディション』、映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』、アカデミー賞監督賞を受賞した映画『アメリカン・ビューティー』がある。

ホーンビィは、映画『ハイ・フィデリティ』、映画『アバウト・ア・ボーイ』の原作となった小説を執筆したほか、『ジャイアント・ピーチ』、映画『わたしに会うまでの1600キロ』、映画『ブルックリン』の脚本を執筆した。

『ジャイアント・ピーチ』は、映画『マレフィセント』、映画『シンデレラ』、映画『ジャングル・ブック』など、ディズニーによる、最近になって本数が増えているアニメ映画をもとにした実写映画のタイトルで最新の作品となる。

同スタジオは、リン=マヌエル・ミランダ主演の実写版映画『リトル・マーメイド』、エマ・ワトソン主演の実写版映画『美女と野獣』、エマ・ストーン主演の映画『Cruella(原題)』を開発中だ。

メンデス監督は、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)と代理人契約を結んでいる。ホーンビィは、カサロット・ラムゼイ&アソシエイツと代理人契約を結んでいる。このニュースは、Deadline Hollywoodが最初に報じた。

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